LoginSignup
1
1

More than 5 years have passed since last update.

さくらのブログをマークダウンで書きたい⇒エディタでHTMLを吐出してペースト。

Last updated at Posted at 2018-01-02

概要

解決したいこと

「さくらのブログ」でもマークダウンで書きたい!⇒別途マークダウンで作成して、HTMLに吐出して貼り付けすればいいじゃないか。では、どんなマークダウンエディタが手軽?

対象者

  • 新規のマークダウンエディタを導入するのは、出来れば避けたい。
  • Visual Studio Code (以降VS Code、と略)を既に使っている。
  • Node.jsの動作環境が既にある。
  • Windows環境(に限らないが、当方はWindows環境で動作確認)。

解決方法

マークダウンエディタで書いて、HTMLソースを吐出してペーストすればよい。VS Codeがマークダウンエディタの機能を持っているので、マークダウンエディタにはVS Codeを使えばよい。変換はNode.jsのライブラリを使う(コマンド一行で変換できる)。

操作の流れ

具体的には以下のようにする。

  1. Node.jsのライブラリ「markdown-it」を導入する。
    • これは初回だけ
    • グローバルインストールしても良いが、任意の「下書き用フォルダ」を作成して、そこへローカルインストールするのが個人的なお勧め。
    • あとあとの管理を考慮して、適当に「npm init」コマンドをたたいてpackage.jsonを生成しておく(入力値は全部デフォルトでも構わない)。
    • 続いて「npm install markdown-it --save」でインストール(npm initしない場合は、npm install markdown-itでOK)。
    • このmarkdown-itモジュールは1MB程度。
  2. *.mdというファイル名で、下書き記事のファイルを作成する。
    • この拡張子のファイルを「マークダウンファイル」と認識してくれるみたい。
      • 以下の事例では「article.md」としている。
    • プレビューも出来るし、プレビュー画面は編集操作に応じてリアルタイムで更新される(後述)。
    • 文字コードはUTF-8推奨(Shift-JISでの動作は不明。試してない)。
  3. mdファイルからHTMLファイルへの変換は、コマンドラインから「node_modules\.bin\markdown-it.cmd article.md -o article.html」を実行する。
    • article.mdが変換元のマークダウンファイル。下書きファイル。
    • article.htmlが変換したHTMLソースの出力ファイル名。
    • markdown-itインストール時に「グローバルインストール」した人は、「markdown-it.cmd article.md -o article.html」でもOKのハズ。
  4. htelファイルを開いて、生成されたタグごと「さくらのブログ」へ貼り付ければ完了。

操作の様子(スクリーンショット)

*.mdの拡張子で作成したファイルは、マークダウンファイルとして扱ってくれる。
1.こんな感じでマークダウンで書く.png

編集中に「Ctrl + K」押して続けて「V」を押すと、画面が2分割されてプレビュー出る。このプレビュー画面は、編集操作がリアルタイムで反映される。

※最新版だと仕様が変わった?「Ctrl+Shift+V」で新しいタブでプレビューを開けた。(2018/1/19)

2.プレビュー出来る。リアルタイムで反映される.png

変換後のHTMLファイルはこんな感じになる。
3.吐出されたHTMLファイル.png

このHTMLソースをコピーして、「さくらのブログ」の編集画面に張り付ければOK。なお、「詳細設定」にある「改行HTMLタグ変換」は「改行を
タグに変換しない」を選択
しておくことをお勧めする。

上記を実際に張り付けたブログ記事の例はこちら。
⇒「Intel CPUの変遷を、主にモバイル観点でまとめてみる」http://fluorite2.sblo.jp/article/181999776.html

参考サイト

1
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
1