はじめに
はじめましてほしいもです。
今回は年収が600万円アップした転職の話をしたいと思います。
自己紹介
- 30代前半
- 既婚、子どもあり
- 大学卒
- 16Personalities:ENTJ-T(指揮官)
転職結果概要
- 利用した転職サイト:ビズリーチ、リクルートダイレクトスカウト
- 利用した転職エージェント:Geekly
- 転職活動期間:6週間
- 転職前後の業種:BtoBの自社開発企業 → BtoCの自社開発企業
- 年収変動:700万 → 1,300万
転職動機
「今転職しなければ手遅れになるかも」 という感覚が、転職活動を始めた主な理由でした。
現職での待遇に特に不満はなかったものの、新卒入社した企業で既に10年が経過し、このままでは40代で転職市場に出た時に不利になるのではと不安を感じていました。
他にも大規模なプロジェクトが終わってキリが良かったことや、
ベテランの退職者が少ないので上が詰まって昇進ペースが年々落ちてきたなども理由としてありました。
今回の転職では、以下の条件を重視しました。
- 勤務地:東京(できればリモートワーク多め)
- 年収:現職以上
- 業種:BtoCの自社開発企業でアプリケーションエンジニア
- できれば上場企業
家族がいて家も買ってしまっていたので勤務地と年収は特に重要視しました。
後は今までBtoBのアプリケーション開発をしていたのでBtoCも経験してみたいなという気持ちがありました。
上場企業への転職は財務状況の透明性を考慮してのことでしたが、絶対条件ではありませんでした。
転職手順
さっそく僕の6週間に渡る転職手順をつらつら書いていきます。
第一週 ビズリーチに登録
会社からの帰り道、なんとなくビズリーチに登録しました。
ビズリーチは自分の情報を入れておくと、興味を持った企業からスカウトが来るサービスです。
この時点ではそこまで転職意欲が高くなく、行きたい会社も特になかったので
自分に合った会社から連絡があれば良いなという軽い気持ちで登録しました。
ビズリーチは登録に審査があるのですが、確か数十分くらいで審査が通ったと思います。
(機械的に処理しているんだろうか)
登録が完了するとバンバンスカウトが入ります。
CMのように「こんなところからもスカウトが!?」状態で喜びましたが、
ちょこっと興味があるよくらいでもスカウトを送ってるんじゃないかと思います。
数日後、ビズリーチと競合するリクルートダイレクトスカウトにも登録しました。
第二週 初めてのカジュアル面談
ビズリーチ経由でスカウトがあった4社とカジュアル面談をしました。
よくSNSでカジュアル面談後に不採用通知が来るといった話を聞いていたので、身構えて事前に企業研究もしましたが、4社とも本当にカジュアルなお話しをしただけで不採用通知が来ることはありませんでした。
4社中3社は私を採りたい理由(用途)が明確でした。
私がこれまで経験してきた領域にこれから進出する予定の企業で、そこを担当してほしいという感じでした。
しかし、どうせ転職するならこれまでとまったく違う事をやりたかったので、これらの企業については応募に至りませんでした。
第三週 Geekly訪問
ビズリーチ登録から2週間が経ち、日々高年収のスカウトが来ることでだんだんとその気になってきました。
それなりに仕事も忙しく、あまり時間をかけたくなかったので転職エージェントへ相談する事を決めました。
転職エージェントは詳しくないのですが、IT専門でナレッジがありそうなGeeklyに行ってきました。
仕事終わりにGeeklyのオフィス(渋谷だったかな?)に着くと、20代半ばくらいのお兄さんがたくさん求人を持ってきてくれました。(30社くらい)
BIG4とか〇〇チュアみたいなコンサル系が多かったように思います。
このあたりはやっぱり年収が高いんですよね。
BtoCでアプリケーション開発したい旨を伝えると、
今度はWEB系サービスを展開している企業の求人をいくつか持ってきてくれました。
この日は応募する企業を決めず、一旦持ち帰ることにしました。
後日、進められた企業から応募したいところを選定し、Geeklyからまとめて代理応募してもらいました。
企業選定の基準は以下です。
-
儲かっているか
有価証券報告書を確認しました。
特に1人当たりの純利益に注目しました。
「1人当たりの純利益が高い」 = 「余裕がある」 = 「今後の年収増が期待できる」と思ったからです。 -
複数の事業を展開しているか
転職後はしばらく居着くつもりだったので、1事業に依存せずリスクヘッジができているところが良かったです。 -
三方よし
「三方よし」とは「売り手によし、買い手によし、世間によし」を示す言葉です。
僕の場合は世間体も仕事のモチベーションにつながるので重要な指標でした。
ちなみにこのタイミングで職務経歴書を書いたんですが、数年前に何をやっていたかなんてよく覚えていないんですよね。
めちゃくちゃ時間がかかったし、転職活動で1番面倒な作業でした。
第四週 面接開始
いくつか書類選考が通ったのでいよいよ面接開始です!
ここでGeeklyのナレッジが活きてきます。なんと面接で聞かれる内容の傾向を事前に教えてくれる!
ぼくはあがり症なので事前にある程度準備ができるのは助かりました...。
面接で1番意外だったのは 「志望動機を一切聞かれない」 事でした。
30代以降の転職では 「何がやりたいか?」 とかも聞かれません。
「今、何ができるか?」 がもっとも重要なんだと思います。
ちなみに第1志望は世界第3位のアパレル(SPA)企業でしたが1次面接で敢え無く散りました。
敗因はたくさんありますが、1番は英語力の低さだったと思います。
第五週 内定とオファー面談
そんなこんなで志望度が高かった企業から内定をいただけました。
最終面接後に内定の連絡があり、その後オファー面談というのが別途ありました。
この面談で待遇面(給与など)のすり合わせを行います。
その場で入社を決断する必要はなかったので一旦持ち帰りました。
家に帰ってからOpenWorkやTwitterなどでオファーをもらった企業の悪評を徹底的に調べました。(遅いw)
問題なさそうだったので僕の中では転職する決意がこの時点で固まりました。
第六週 妻と上司への転職報告
翌日妻へ転職の意向を伝えました。(一応ビズリーチに登録したあたりから匂わせてはいました)
妻に話すのが1番緊張しました。試用期間でクビになって家族を路頭に迷わせる可能性もありますしね。
ちょっと反対されるかもと思いましたが「〇〇君(僕)が決めたことならきっと大丈夫、付いていくよ!」的なことを言ってくれたので安心しました。
数日後、上司にも退職の意向を伝えました。
止められると面倒なので、
「転職が決まりました。できれば〇/〇までに退職をしたいです。有休消化について相談させてください!」
みたいな感じで伝えました。
なぜかブチ切れられました。
この日から最終出社日までの約2ヵ月間、上司とは気まずい状態が続きましたが、最終的には仲直りして円満に退職ができたのでめでたしめでたし。
まとめ
転職の戦績
応募11社
┗書類選考通過5社
┗面接辞退2社
┗内定1社
良かったところ
- Geekly(転職エージェント)を活用することで面接の傾向を予め知れた
改善点
- 転職する気がなくても職務経歴書は定期的にアップデートすべし(昔のことは忘れちゃう)
- 英語力があると転職先が広がる
僕の転職活動はこんな感じでした。
勤め先が変わるだけで待遇は大きく変化します。少しでも気になる方は転職活動をしてみましょう!