はじめに
AWS SAA-C03の勉強を2024年5月頃からはじめ、同年12月26日に無事一発合格しました。
この記事では、まずは隙間時間での勉強から始め、どうやって受かったかについてまとめます。
誰かのお役に立てば幸いです。
AWS SAAの勉強を始めた経緯
個人的な話ですが、2024年6月に三男を出産しました。
出産予定日が近づくにつれて眠りが浅くなり、夜中に何度も起きてしまうようになりました。
一度起きるとなかなか眠れない…Youtubeも見たいものがなくなってきた…
暇だしどうせなら勉強しよう。
教材にあまりお金をかけずに勉強できて、自分の苦手分野や知識が浅い部分を埋められるようなものはないかなあと思って、何を勉強するか探しました。
ちょうど、Kindle Unlimitedが99円で2か月使えるというキャンペーンをやっていたので入会しました。
Unlimited対象の電子書籍をザーっと見ていると、「AWS SAA」に関する書籍が読み放題対象だったため、読み始めました。
これが、AWS SAA-C03の勉強を始めたきっかけです。
受験までにやったこと
最初に、受験までにやった勉強方法を箇条書きで並べてみます。
実際に利用した教材はこれ以降の章で紹介します。
- 電子書籍を読む
- ping-tで問題を解く
- Udemyで試験レベルの問題を解く
- 何度も間違えているものについてQiitaにまとめる
- Youtubeで解説動画を見る
- 試験日までひたすらping-t, Udemyの問題を解く
1. 電子書籍を読む & ping-tの問題を解く
ここでの目的は、まずは体系的にザーッと頭に入れる
ということです。
必死に覚えようとして読む必要はありません。
「へー、なるほどねえ、こんなんあるんだねえ」
ぐらいで大丈夫です。
実際に読んだ本はこれ↓
AWS認定資格-ソリューションアーキテクト-アソシエイトの試験対策から学ぶ!超クラウド入門書【SAA-C03】-IT業界超入門書
この本でも推奨されている通りですが、この本を読み進める上での重要なポイントがこちら↓
1章読むごとにping-tの関連分野の問題を解き、解き終わったらまた本に戻って次の章を読む
ping-tはAWS SAA-C03の問題については完全無料なので、安心して解きまくれます。
この段階では間違えても解き直すことはしませんでしたが、解説はしっかり読みました。
2. ping-tで問題を解く
電子書籍を読み終わり、関連するping-tの基礎問題を解き終わったら、ping-tで 「【試験レベル】Well-Architected Frameworkに基づいた設計」 の問題を解きました。
私の場合は子供の寝かしつけの後などにやることが多かったので、スマホで「10問ずつ」などの設定にして行うことが多かったです。
この時、解く時間は特に意識せず、1問ずつ正否と(間違った場合や自信のなかった問題は)解説を読んでから次の問題に進みました。
「【試験レベル】Well-Architected Frameworkに基づいた設計」 の問題を1周し終わる頃には、頻出の問題や用語については少し頭に入っている状態だと思います。
この時点では合格ラインに届かなくても問題ないという心持ちでいました。
受験後の私の感想として、
「ping-tの試験レベル問題の難易度 < 本番の難易度」だと感じました。
3. Udemyで問題を解く
ネット情報で、「ping-tの問題は本番よりもやや簡単だ」という噂をよく目にしていたので、Udemyでより難しい問題を解くことにしました。
ハンズオンで学習を進めるのも一つの手だと思いますが、私は「とにかく問題を解きまくる」という方法を選択しました。
以下2つのコース(問題集)を購入しました。
【SAA-C03版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)
↑ こちらの問題集は、私の感覚では「本番と同等か、やや難しい」と感じました。
解説も丁寧で、問題数も豊富なのでオススメです。
6回分の模試があり、各回の成績は以下のような状態で受験に臨みました。
模試①: 【1回目】55%, 【2回目】64%
模試②: 【1回目】40%, 【2回目】49%
模試③: 【1回目】50%, 【2回目】69%
模試④: 【1回目】52%, 【2回目】70%
模試⑤: 【1回目】56%
模試⑥: 【1回目】55%
ご覧の通り、合格ラインに届かないまま受験に臨みましたが、結果的には882点/720点で合格できたので、参考にしていただくと良いかもしれません。
1回目は1問ずつ正否と解説を見られる【演習モード】で解きました。
また、正解した問題でも、関連知識について解説で触れられていることもあるので、解説はしっかり読みました。
【7回分 455問】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(SAA-C03版)
↑こちらの問題集は「本番と同等レベル」だと感じました。
問題レベルとしては本番とピッタリだったので、購入して非常に良かったと感じています。
ただ、解説があっさりしすぎているので、これだけだと「ただ問題を解いている」だけになりそうな気がします。
結果的に、1つ目のUdemy問題集とこちらの問題集、両方購入してちょうどよかったと思っています。
全7回分の模試があり、各回の成績は以下のような状態で受験に臨みました。
模試①: 【1回目】67%
模試②: 【1回目】73%
模試③: 【1回目】73%
模試④: 【1回目】72%
模試⑤: 【1回目】80%
模試⑥, ⑦: 未実施
オススメは、1つ目の問題集で解説までしっかり読んで知識を身に着け、
受験が近づいてきたタイミングで2つ目の問題集で試験に最も近いレベルのものを解くことです。
問題を解く中で強く感じたことは、「新しい問題を解けば解くほど、また知らない単語が出てきて自信がなくなる」ということです。
いくらやってもすべての知識を網羅するのは無理、ぐらいの気持ちで、ある程度勉強したら先に受験日を予約するのがいいと思います。
4. Youtubeで解説動画を見る(聞く)
私の場合、子育て・家事・仕事をしながらの勉強だったので、「手は動かせないけど耳は空いてる」みたいなことが多かったので、そのような時はYoutubeで解説を聞いていました。
見ていたのはこちらのチャンネル↓
解説をされている黒川さんが聞き取りやすい声なので、耳だけでも十分理解できました。
(図解もあるので片手間じゃなくちゃんと見ればもちろんもっと分かりやすいです)
5. 何度も間違えているものについてQiitaにまとめる
問題をたくさん解いていると、同じような問題で何度も間違えていたり、似たような用語で混乱してくることがありました。
その場合、ただ解くだけだと同じことの繰り返しだったので、Qiitaにザーっとまとめました。
私はこれだけでもかなり頭が整理されて、やってよかったと感じています。
書いた記事はこちら↓
6.受験日までの過ごし方
途中からはメインの勉強方法はUdemyの教材となりましたが、
ping-tの試験レベル問題も受験前日まで解いていました。
ping-tの成績は最終的にはこんな状態でした。
※ミスが142問となっていますが、これは試験レベル以外の問題がほとんどで、試験レベルの問題は10問以外はすべて正解の状態でした。
ping-tの試験レベル問題は5周はやったと思います。大変お世話になりました...!
7.試験当日
落ち着いて受験に臨むことができ、分からない問題、自信を持てなかった問題合わせて10問くらいだったので、これは合格しただろう!と明るい気持ちで会場を後にしました。
午前中の受験だったのですが、当日の夜21時頃に結果が届き、無事合格を確認しました!
おわりに
私自身、受験にあたって、どの教材でどれくらい勉強すればいいのか分からず、
先人たちの合格体験記を大変参考にさせていただきました。
この記事も、これから受験を考えている誰かのお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!!