はじめに
AWS Summit Japan2024(2日目)に参加してきました!GameDayの参加権を当日に手に入れることができたので、GameDayを中心に記録を残していきます。
1日目のレポートは以下からどうぞ!
目次
AWS GameDayとは?
公式サイトはGameDayについて以下のように説明しています。
チームベースの環境で、AWS ソリューションを利用して現実世界の技術的問題を解決することを参加者に課題として提示する、ゲーム化された学習イベントです。従来のワークショップとは異なり、GameDay は自由で緩やかな形式で、参加者は固定概念にとらわれずに探索し、考えることができます。
4人チームで1つのAWS環境を動かして問題を解いていくので、チーム力も必要なイベントです。
イベントの中でもGameDayとは?という説明があり、災害の訓練という説明をされていました。
GameDayの記録はこちらからどうぞ。
2日目の過ごし方
概要
8:45 会場到着
8:50 入場
9:30 基調講演指定席着席
10:00-11:05 基調講演視聴
11:05-11:30 お弁当受け取り&お昼
11:50-12:20 「AWS NoSQL コスト削減大全」視聴
12:50-17:00 AWS GameDay参加
詳細
8:45 会場到着
1日目の反省を生かして1時間早めに到着しました。さすがにこの時間帯はガラガラだったので、並ばずすぐに入場できました。
8:50 入場
会場に到着して5分ほどで入場することができました。QRコードとネックストラップに加えて、基調講演の指定席とお弁当の引換券を手に入れました。
9:30 基調講演指定席着席
指定席を持っている人は早めにホールに入れるため、9:30頃に着席しました。満席というわけではなく、ぽつぽつ人がいない席も見られました。
10:00-11:05 基調講演視聴
金融業界や通信業界、運輸業界等幅広い業界におけるAWSイノベーションの紹介があり、どの業界のお話も興味深いものばかりでした。ModernaはAWSを使用して25日後には最初の臨床用のパッチを出したというお話が特に印象に残っています。
また、生成AI関連についての話も盛りだくさんで、AWS Trainiumを活用して45%コスト低減を実現した話や、実際にBedrockを活用してデータをリアルタイムで活用している企業のお話等がありました。
11:05-11:30 お弁当受け取り&お昼
早めに基調講演が終わったので、お弁当を引き換えに活きました。引換券は、カツサンドとお弁当の2種類が選べました。引換券を持っていない人も、13時から先着で配布していました。
11:50-12:20 「AWS NoSQL コスト削減大全」視聴
6つのNoSQLを取り上げて、その違いとコスト削減方法について学べる40分間でした。コスト削減のポイントに沿って、それぞれのDBの特徴から削減方法を見ていく内容のものでした。
NoSQLのDBは1つの目的があってそれぞれのサービスが誕生しているため、目的から反れてしまうとすぐにアンチパターンになってしまうとのことで、サービスの特徴と自分がどういったデータを扱いたいのかを照らし合わせて設計していく必要があるということを改めて考えさせられました。
12:50-17:00 AWS GameDay参加
GameDayの記録は次の章で紹介します。
GameDayの記録
GameDayは13:00から開始でしたが、12:50には着席するようにアナウンスされていました。会場に入ると、席に案内され、シールとAWS Credit Couponをゲットしました。
始まる前に、Wi-Fiの接続やチーム内での自己紹介、チーム名を決めるようにと案内があり、同じチームのメンバーたちとアイスブレイクを行いました。
私のチームのメンバーは私が一番の下っ端(AWS経験半年)で、他の3人はAWS歴3~4年で、12冠の猛者もいました。初参加だったので、緊張や不安もありましたが、それより楽しみ!という気持ちが勝っていました。
13:00になるとイベントが開始しました。今回のテーマはコスト削減、とのことで、ネットワークからDBまで節約祭りでした。
以降はテーマやルールの説明があり、約30チームで勝負を行い、1~3位は表彰されるとのことでした。13:30からスタートし、制限時間は3時間で、チームで進め方を決めて問題を解いていきました。
GameDayのネタバレになるものは書けませんが、スタート後はかなり苦戦しました。
16:30になり、GameDay終了と結果発表を行いました。私たちのチームはなんと最下位でした。最下位の原因はチーム内で把握しており、悔しい気持ちで終わってしまいました。
Jamと違うところは、1つの環境をチームで動かす部分なので、バッティングしないように問題を解いていく必要があったなとチームで反省しました。
参加してよかったこと
とにかく絶望できる
GameDayの中で私が解けた問題はたった3問でした。特にGame開始直後は何をしたらよいのかわからず、何も進めることができませんでした。この時、改めて、0→1で設定したり、記事を見て実装したりすることはできるが、運用となると自分は全然ダメダメなんだなと危機感を覚えました。
後半は進め方が分かってきて、少しずつ原因特定もできるようになりましたが、実際の業務では短い時間で原因特定と問題解決をしなければならないため、もっと力をつけなければと思いました。
また、資格の勉強も活かしたいと思いGameDayに参加しましたが、実際に活きたシーンはたった2回しかありませんでした。ハンズオンでもっと勉強する必要があるなと反省しました。
使ったことのないサービスについて学べる
GameDayに参加してみて、色んな使ったことのないサービスを触れたのが勉強になりました。今回は、StepFunctionsをじっくり触ってみて、こんな便利な使い方があるのかと学ぶことができたので、実務で困る場面があったら使ってみるきっかけにもなるので、良かった部分でした。
自分の今後の課題がわかる
こうした原因特定型の問題を解いてみると、自分はネットワークの座学は苦手だけど、コンソールを動かすのは意外と得意かもしれないということや、サーバーレス周りは得意だが、サーバーを使う部分は普段触らないから全然できないしわからない、というところに気づくことができました。ネットワークはまずは知識を付けるところから、サーバー周りは実際にハンズオンで動かしてみるということを今後は行いたいと思います。
AWS仲間に出会える
普段違う会社の人と同じ環境で開発・運用をするということがないため、一緒に協力して問題を解くことができたのが新鮮でした。また、メンバーの方と一緒に進めるうちに、わからないことをお互いに質問して新しい学びを得ることもできました。最後にチームメンバーで名刺交換を行うこともできました。GameDayを通してAWS仲間に出会えたのも、GameDayに参加してよかったことの1つです。
おわりに
今回初めてAWS Summit Japanに参加させていただき、多くの学びがありました。会場に到着してからずっと「早くチームに還元しなければ」という焦る気持ちが生まれています。
また見れなかった講演もオンデマンドで見て学んでいきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!