はじめに
AWS Builder Cards(非売品)を持っている先輩がtimes(※)で、体験会の参加者を募集したので参加してみました。
一緒に参加したam_i-12さんの記事は以下からどうぞ!
※社内個人チャンネルのことで、X(旧Twitter)のようなもの。弊社のtimes文化についての詳細はこちら!
AWS Builer Cardsについて
AWSのサービスのアーキテクチャを学べる、2~4人の対戦型カードゲームです。
AWSの公式サイトでは以下の魅力を謳っています。
Play your deck like you draw your AWS Architecture diagrams
理想のアーキテクチャ図のデッキを作って遊んでみましょう
Made to fit into your work schedule
あなたの仕事の予定に合わせて作られています
Strenghten social bonds with your coworkers
同僚との社交的な結びつきを強化します
非売品なのでAWSのイベントに参加するか、譲ってもらうか、、しか入手方法はなさそうです。
遊び方については以下をご覧ください!
体験会の記録
- 参加人数: 6人(4人までしか遊べないため、Builder Cards経験者の先輩がファシリテーター、1組のみ2人ペアで実施。)
- 参加者について: 全員SAA以上を取得しており、他にもAWS Top EngineersやAWS Jr.Championsなどの歴代選出者や、re:Invent参加者、AWS実務経験が豊富な方などAWSについて詳しい方が集まりました。(私が一番下っ端でゲームを進められるか不安もありましたが、ちゃんとたのしめました!)
- 所要時間: ゲーム開始からは1時間、はじめる準備などで40分ほど
どんな人におすすめ?
AWSに興味がある人には誰にでも!と言いたいところですが、最低でもCLFを取得していないと、ゲームをスムーズに進められない&楽しいと思えないかもしれません。
お気に入りのサービスや、一般的に良いといわれるアーキテクチャのカードを引いたときにゲームが盛り上がるので、最低限のサービスとアーキテクチャの知識(SNS+SQS+Lambdaいいよねとか、EC2にはAutoScalingあったらいいよねとか)を持っていないと、少し厳しい気がしました。
個人的には、CLFを取得→SAA勉強中の方にはゲーム感覚でアーキテクチャの知識を学べるので特におすすめです。
また、サービスやアーキテクチャの知識があればあるほど楽しめるので、AWSの実務経験が豊富な方や、多くのAWS資格を持っている方がいるとより一層盛り上がると思います。
ゲームから学んだこと
ゲームから学んだことは以下の3つです。
- アーキテクチャの勉強になる
- AWSのサービスの分類に意識が向く
- AWSイチオシのサービスがわかる
1. アーキテクチャの勉強になる
AWS Builder Cardsは良いアーキテクチャを作ると有利にゲームを進められるため、良いアーキテクチャとは何かがわかるようになるのは良いなと思いました。
(EC2とAutoScalingでポイント4アップ!ELB持ってたらさらに1枚カードを山札から引けるよ!等)
2. AWSのサービスの分類に意識が向く
アーキテクチャを作る際に、compute/containersならポイントが増える、analyticsなら1枚カードを引ける、などの指示が頻出するため、自然とサービスの分類に意識が向くのを感じました。
ゲームでは、EC2やLambdaの需要が高かったです。
3. AWSイチオシのサービスがわかる
ゲームの中でほしいサービスをポイントで買っていくシーンがあるのですが、購入ポイントが高いものがAWSのイチオシサービスなのかなぁということがなんとなくわかるのが面白かったです。
(CloudFormationよりCDKの方が購入ポイントが高い→CDKの方がAWSとしてはおすすめなのかな。。等)
おわりに
今回初めてAWS Builder Cardsを実施してみましたが、なぜ市販されないのだろう、、レクリエーションとして取り組めるのに!と思うぐらい、楽しいかつ勉強になるカードゲームでした。
ゲームの中でわからないサービスが出てきても、カードの左下にサービスのQRコードがあるので、読み取って確認できるところもよかったです。
また、一緒に参加メンバーたちがAWSに詳しかったため、小話などでさらに知識を深めることもできて楽しかったです。
ただ、ゲームをやったからといって、そのサービスについて詳しくなれるわけではないので、当たり前だけど別途座学+実践が必要だなと思いました。ただ、AWSの勉強のモチベーションはゲームを通してとても上がったので、いまいち勉強のモチベーションが上がらないという方にはおすすめです!
最後までご覧いただきありがとうございました!