はじめに
AWS Summit Japan2024に参加してきました!初参加だったのでその記録を残していきます。
目次
AWS Summit Japanとは?
AWS Summit は、クラウドコンピューティングコミュニティが一堂に会して、アマゾン ウェブ サービス (AWS) に関して学習し、ベストプラクティスの共有や情報交換ができる、クラウドでイノベーションを起こすことに興味がある全ての皆様のためのイベントです。基調講演・150 を超えるセッション、250 を超える EXPO コンテンツを体験し、皆様の学習にお役立てください。
※公式HPより
毎年延べ30,000人が参加するイベントとなっているそうです!アツい!
会場の様子
1日目の過ごし方
概要
9:40 会場到着
10:02 入場
10:10 Partner Solution Expoでデモ等視聴
11:10-11:30 基調講演視聴(途中から)
11:50-12:20 パートナーセッション「失敗しない!Datadogから見るAWSアーキテクチャの感所」視聴
12:40-13:10 パートナーセッション「サーバーワークス ディップ株式会社と語る生成AI活用に向けたAWS戦略」視聴
13:30-14:00 事例セッション「創薬を加速する第一三共のセルフサービス型クラウド基盤」
14:30-15:00 ミニステージB「オブザーバビリティにおけるAI/MLの現状と展望」
15:00-15:35 認定ラウンジでメモ整理
15:50-16:30 トレーニングと認定「ここまでできる、AWS が伴走支援するクラウド戦略から組織開発・人材育成へのアプローチ」
16:50-17:20 事例セッション「ハルシネーションを抑制した生成 AI が生み出す顧客事例とそのアーキテクチャ解説」視聴
17:20- Village散策
詳細
9:40 会場到着
先着入場特典のお弁当とクッションが欲しかったので、9:30到着目安で行ったのですが、40分に到着するとすでに行列が。
会場に入場できたのは10:02でした。
受付で身分証明書とログインQRコードを出して、当日使う証明用のQRコード、ネックストラップ、イヤホンを入手しました。(お弁当の整理券は入手ならず、、)
ホールに入るとクッションの山が。こちらは手に入れることができました!
10:10 Partner Solution Expoでデモ等視聴
DataDogが気になっていたので、デモを聞いてきました。料金形態やサービスについて知ることができました。
11:10-11:30 基調講演視聴(途中から)
ルームIにて基調講演のストリーム配信が行われていたので、席に座って視聴しました。
11:50-12:20 パートナーセッション「失敗しない!Datadogから見るAWSアーキテクチャの感所」視聴
権限管理の重要性についてのお話でした。80%の企業が過去18ヶ月間にクラウドデータを漏洩するとのことで、自分たちで保守することも鑑みてアーキテクチャを構成する必要があるということを改めて実感しました。
12:40-13:10 パートナーセッション「サーバーワークス ディップ株式会社と語る生成AI活用に向けたAWS戦略」
サーバーワークスはいち早くAWSサービスに目をつけ、東日本大震災の時にAWSを活用したという会社でした。
事例としては、ChatBotにBedrockを組み込んで、自分の有給が残り何日なのかを文脈で判断しているということを挙げていました。
AWSに特化しているため、医療機関のように何かあったときに頼れる場所であるという紹介もありました。また、AWS Organizationsは必須機能だよねというお話もありました。
13:30-14:00 事例セッション「創薬を加速する第一三共のセルフサービス型クラウド基盤」
個人的に一番印象に残った講演でした。AWSについての構築をProServeの方に最初はインプットしてもらう形だったが、途中からモブワークで構築する方式に切り替えた結果、納品するものがなくなったとのことで、そのような活用方法もあるのかと勉強になりました。
14:30-15:00 ミニステージB「オブザーバビリティにおけるAI/MLの現状と展望」
AWS VillageのミニステージBでは、SAAの方がオブザーバビリティについて説明をしてくれました。
従来はシニアインフラエンジニアが行っていた分析は、ジュニアインフラエンジニアやビジネスメンバーにも求められてくるとのことで、より可視化、分析できる状態が求められるとのことでした。
そこで、Bedrockを使うと、アーキテクチャ図からCDKのソースコードを全て書いてくれたり、エラーが発生したときにSlack上でログをまとめたり原因らしきものを出したりすることができるとのことで驚きました。
あくまでも現状は人の判断をサポートする位置付けで利用することが妥当とのことでしたが、今後は変わっていきそうだなと思いました。
認定ラウンジは、AWSの資格を1つ以上持っている方が入室できます。Credlyのバッジを見せると、取得資格の認定シールがもらえ、ラウンジに入ることができます。
ラウンジ内は食事禁止ですが、Wi-Fiはあるので作業等は可能です。
15:50-16:30 トレーニングと認定「ここまでできる、AWS が伴走支援するクラウド戦略から組織開発・人材育成へのアプローチ」
クラウドジャーニーにおける最大の課題は、非技術的な問題で70%の確率でうまくいかないと言われていること、という話から始まり、忘れがちだが、AiIsとToBeが大切だということを再確認する場となりました。
16:50-17:20 事例セッション「ハルシネーションを抑制した生成 AI が生み出す顧客事例とそのアーキテクチャ解説」
ストックマークはAWS Trainiumをうまく活用しているというところが印象に残りました。日本語にフォーカスしたことで、LLMの処理速度が大幅に上がったとのことでした。
今後は、個社に合わせた生成AIが広まっていくのではないかというお話も最後に出てきて、なるほどと思いました。
やっておくべきこと・持っておくべきもの
やっておくべきこと
- チームの課題を具体的に認識しておくこと
今回は、チームで活用できることをたくさん持って変える材料集め(集めたものを持ち帰って後ほど加工するイメージ)として参加させてもらいましたが、Villageなどには、実際にSAAの方に相談できる場所があったので、その場で相談による新しいアウトプットができるような準備(=ざっくりとした課題の認識ではなく、具体的な課題の認識)を行うべきだったと思いました。
持っておくべきもの
- PC・スマホの充電器
- 1日中メモやタイムテーブルなどを見るのにスマホとPCを使うので充電器は必須だなと思いました。ラウンジのいたるところにコンセントがあるので充電器本体だけ持って来れば間違いなしです。
- 大きめのリュック
- パートナー会社からノベルティをたくさんもらうので、大きめのリュックが正解でした。
- 名刺
- 交換する場面がいくつかあったのでこちらも必須です。(途中で切れてしまい後悔しました)
- 軽く羽織れる上着
- ルームが比較的寒いので、セッションの予定がたくさんある人は一枚羽織れるものがあると安心です。
2日目に向けて
2日目は、インプットを自分なりに噛み砕いてアウトプットできるように、自チームの課題と合わせてインプットしていきたいと思います。また、GameDayに参加したいので早めに会場に向かう予定です。
最後までご覧いただきありがとうございました!