確認事項
- WindowsPC等別のPCからPPTP接続が可能であること
- この時点で接続できない場合は「ルーターの設定」および「プロバイダーの提供サービス」も確認する必要がある
目次
- 問題発生の経緯
- 利用端末・ツール
- 問題個所の解説
- 用語整理
- 参考サイト
問題発生の経緯
- 目的:外部ネットワークからRaspberry Pi3 にアクセスし、同一LAN内に設置したWindowsPCの電源を入れる
- 方法:グローバルIPを付与して、Raspberry Pi3 にSSH接続可能な状態にして、wakeonlanコマンドにてWindowsPCの電源を入れる
- 問題:「マイIP」(PPTP)にてRasbperry Pi3へグローバルIP付与を試みるが、VPNサーバへの接続ができない
契約状況(こちらから確認可能)
- v6プラス を利用しているプロバイダーと契約している(ドコモ光 GMOとくとくBB等)
利用端末・ツール
- 対象PC
- Raspberry Pi3
- OS:Ubuntu 18.04 LTS
- PPTPクライアントツール:pptp-linux または mpd5(インターリンク社 提供のツールに同梱)
- 検証用PC
- OS:Windows 10 Pro
- PPTPクライアントツール:標準搭載のツール(「VPNの設定」から設定可能)
問題個所の説明
- v6プラス(IPoEサービス)の場合、IPv4アドレスがGNATされている
- GNATされている場合、グローバルIPアドレスが割り当てられず、PPTP接続ができない
用語整理
- IPoE:IP over Ethernet、IPv6アドレス空間で接続事業者(VNE)を介してインターネットに接続する。
- GNAT:???
- V6プラスで主流のトンネリングの方式:MAP-E / DS-Lite / 464XLAT
- JPNE:日本ネットワークイネイブラー株式会社、「v6プラス」の提供事業者