最近バッテリーが60%までしか持たなくなった2017年版MacbookAirを卒業し、M1 MacbookAirを購入しました。新しくPythonの環境構築をすることになったので、過程をここにメモしておきます📝
この解説で使っているパソコン環境
参考にした記事
今回の環境構築方法は、基本的にこれらの記事で紹介してくれている手順を参考にしたものになります。
miniforgeをインストールする
↑のリンクからMiniforgeのリポジトリにアクセスし、下にスクロールしていくとダウンロードするリンクが出てきます。
今回はMacOSの中でもM1(Apple Silicon)なので、「Minoforge3-MacOSX-arm64」をクリックしましょう。
次にダウンロードが完了したらTerminalを開き、下記のコマンドを実行します。
cd ~/Downloads
bash Miniforge3-Linux-x86_64.sh
実行するとインストールが始まります。あとは指示に従ってEnterを押したり同意書を読んでyesを入力しましょう。もしここで詰まった場合、こちらの記事のStep2で、どこでEnterを押すのか、何のコマンドを打てば良いのか画像で詳しく解説されているので参考にしてみてください。
Thank you for installing Miniforge3!
と表示されればインストール完了です。
インストールが完了したら、一度Terminalを閉じ、再度新しく開きます。
conda --version
再度開いたTerminalで上記コマンドを実行し、conda 4.10.3
のようなバージョンが表示されればインストールは成功です。
Pythonをインストール
以下のコマンドを実行します
conda create -n python39_env python=3.9
「python39_env」というところは今回作成するPythonの仮想環境の名前なので、各自で好きな名前に変えて大丈夫です。
実行すると、途中でProceed ([y]/n)?
と確認されるので、y
と打ってEnterを押すと先に進みます。
実行が完了すると以下の文言が表示されます。
#
# To activate this environment, use
#
# $ conda activate python39_env
#
# To deactivate an active environment, use
#
# $ conda deactivate
ここで表示されている二つのコマンドはPython環境を立ち上げるときや終了するときに必要なコマンドです。(控えておくと便利かもしれません。)
作成したPythonの仮想環境を立ち上げる
先ほど控えたactivateコマンドを実行します。実行すると(python39_env)
が左につきます。
仮想環境名を変えていた場合は、「python3_env」の部分を差し替えてください。
conda activate python39_env
お疲れ様でした!ここまでくれば、あとは必要なPythonライブラリをインストールしたり、Pythonスクリプトを実行したりと自由にできます。
# pandasのライブラリをインストールする例
conda install pandas
Pythonのバージョン確認のコマンドを打つと、指定したバージョンがインストールされていることが確認できます。
python --version
# Python 3.9.7
立ち上げていた仮想環境を終了したい場合は、deactivateのコマンドからできます。
conda deactivate