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2016年はいくつかのハッカソンに出場し、最優秀賞含め多くの賞を受賞しました。
#「おおさき 同好会」あたりでググったら出てくると思います。

その際、闇雲に突き進むのではなく、色々考えながら作品を作っています。

その思考プロセスをまとめてみました。
皆さんのハッカソンLIFEの参考になれば幸いです。

ハッカソン3Cチェック(品質チェック)

このチェックは凡人向けです。天才は見なくて良いです。

溢れんばかりのアイデアや凄い技術力が毎回あるわけではありません。
じゃあ何で勝ってるかっていうと、いくつかの要素で成果物の品質をチェックしながら進めているところが強いかなと思っています。
どういう観点でチェックしているか整理したら、フレームワークの『3C』ぽかったので
『ハッカソン3Cチェック』と呼ぼうと。

3Ccheck.png

Customer(審査員など)

ここでは審査員として定義します。

・審査項目を高いレベルで満たしているか
多くのハッカソンでは、いくつかの審査項目が設定されていると思います。
ひとつでも取りこぼすといい成績は望めません。
全て1位とはいかなくても、各項目で取りこぼしがないと良いです。

例えば、審査項目が「技術力、課題解決度、新規性」だとしたら

「今のアイデアだったら、技術力はアピールできるな。
 課題解決力も大丈夫そうだ。
 新規性足りないかも。UI工夫して新規性アピールしないと」

のようなアプローチです。
主観でいいんです。

審査項目がない大会は、自分達で項目を類推してチェックします。
また、審査項目以外にもポイントとなりそうなところも考えて項目として追加します。
(協賛企業うんぬんとかAPI多く使うとか)

Competitor(他チームなど)

ここでは他チームや市場として定義します。

・同じようなサービスはないか
他チームと被るとだいたい負けます。
使っている技術も、自チームだけ違う方がベターですね。
また、世の中に既にあるサービスだと見透かされた時も、状況はツライでしょう。

以下の様な方法で競合チェックします。

  • (あれば)中間発表などで他チームの情報収集をする。
  • 同じようなサービスが世の中にないか、考えてみるandネットで調べてみる。

要するにオリジナリティは大事ってことですね。

Company(自チーム)

ここでは自チームとして定義します。

・見たことがないか(新規性)
・ネタで終わらないか(実用性・実現性)

企画段階で特に意識する事として、サービスのコンセプトですね。
上記の2点は必ずチェックします。
両方を兼ねているのが大事ですね。
両者は概ね相反するので、両方兼ねているアイデアは大抵素晴らしいです。

さいごに

・審査項目を高いレベルで満たしているか
・同じようなサービスはないか
・見たことがないか(新規性)
・ネタで終わらないか(実用性・実現性)

このチェックを期間中何度もやります。
企画の段階、開発中、プレゼンの前などなど。
振り返って軌道修正しながら、品質を高めていきます。

時間的に追い込まれて来たら、この項目は"捨てる"という判断もありです。
作品の品質の全体感が見えてると、判断も取りやすいです。

皆様の思考プロセスや方法論もぜひ教えてください。
Enjoy Hack!!

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