理由
・軽量
とにかく、これに尽きる。
軽量ubuntuのディストリとして、Xubuntu,lubuntu等あるが、それらを凌駕して軽い。
参考) lubuntuとの比較
状況は、共にインストール直前時、仮想マシン(KVM)にてvCPU4個、メモリ4G
計測は、xfce4-taskmanagerをインストールにて
runtu
lubuntu
・必要なアプリが一式揃っている。
それも、最近のubuntuで惜しまれて消されたアプリまで
Runtuって何者?
デスクトップ環境がOpenbox。
ロシア製。
もう十年以上前から存在しているらしい。
じゃあ欠点は?
・WakeOnLanができなかった(我が家のPCにおいて(aspier es1-132)。
↑コレ、同一設定でubuntu本家はできた。でも、使う?
・runtu独自の設定ツール(プリンタードライバ・LibreOfficeインストールツール)がロシア語表記
↑ただし、ディストリで親切に設定してくれている箇所であり、また、Enterを押すだけの箇所ではあるので、欠点というほどのことはない)
と、いうワケで、runtuのインストールの仕方
基本的にこちらを元にしていけばOKだが、以下二点の補足。
・インストール時の文字化け対策
・日本語入力設定
・インストール時の文字化け対策
日本語フォントの/usr/share/fonts直下へのコピーは必須
筆者はそのため、マウス操作で
→ホームディレクトリ直下に.fontsフォルダを作成
→デフォルトだと隠しフォルダが表示されないのでctrl+hでそのフォルダを表示
→フォントをコピー
(以下、参考図)
次に、/usr/share/fontsへコピーするのだが、ルート権限なしにはできないので、左下のターミナルを開き、下記コマンドでファイルマネージャーをルートで開く
sudo pcmmanfm
あとは、以前作成した.fontsフォルダの中身を/usr/share/fontsの中身へマウス操作でコピーしてOK(uuid以外)
(以下、参考図)
・日本語入力設定
下記さえ、済めば、日本人向けにオープンなLinuxが。
まず、キーボードを日本語設定にする
→画面右下の国旗マークを右クリック
出てくるボックスの中より"Keyboard Layout Hnadler"" Settingsを選ぶ
追加ボタンを押す
日本語を選択してOK
元のboxに戻ったら、usやruを選択して削除(使わないので)
これで、キーボードが日本語設定になる
次にfcitxで日本語入力できるようにする
まず、下記コマンドでfcitx関連の必要なモジュールをインストール
途中なにか聞かれた際には、Enterで
※アップデートやアップグレードでそれなりに待つ
sudo apt update -y && sudo apt upgrade -y
sudo apt install -y fcitx fcitx-mozc fcitx-config-gtk im-config
これで、ログアウトか、再起動すれば日本語入力OKに。
総括
軽量でありながら、必要なアプリは一式取り揃えている驚異のOSであった。
我が家では低スペックPCや母艦相当に導入しており、問題なく稼働している。
関係ないが、この軽さと機能性に触発されて、筆者はOpen Linuxこと、Ubuntu超軽量化プログラムを作ってしまった