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Oracleパートナーを使用したFastConnect接続

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Oracleパートナーを使用したFastConnect接続

OracleパートナーはOn-PremisesとFastConnect LocationのLogical Device間の経路を一貫して提供します。
またその接続は仮想回線単位で提供されるため、①納期が短い、②小さい帯域が選択可能、③コストが安価等といった特徴があります。

Oracleパートナーは2019年5月のOCI東京リージョン開設以来、徐々に数を増やしてきており、
現在はOCI東京リージョンで21サービス、OCI大阪リージョンで10サービスに対応しています。
国内の多くのプロバイダやデータセンター事業者に対応しているので既存On-Premises環境と専用線(閉域網)接続時に困ることはないでしょう。

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FastConnect Oracleパートナー一覧

OCI東京、大阪リージョンのFastConnect接続プロバイダー一覧
※最新情報は以下のURLをご確認
https://www.oracle.com/jp/cloud/networking/fastconnect/partners/#apac
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FastConnect OracleパートナーのOCI接続サービス

上で紹介しました通り、国内の多くのプロバイダがOracleパートナーとしてOCI接続サービスを提供しています。
その中からいくとかピックアップしてご紹介できればと思います。

①Flexible InterConnect(FIC) 【NTT Communications】
閉域網サービス「Arcstar Universal One」をはじめとするNTT Communicationsのネットワーク網を利用の
ユーザが各パブリッククラウドサービスに接続するためのサービスです。

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FIC-Port(物理ポート)、FIC-Router(仮想ルータ)及びFIC-Connection(仮想回線)を利用して
閉域網とクラウド間を短い期間でかつ簡単に接続することが可能です。
※詳細は以下のURLをご確認
https://sdpf.ntt.com/services/docs/fic/service-descriptions/connection-oracle/connection-oracle.html

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②マルチクラウドゲートウェイ 【KDDI】
閉域網サービス「WVS2」を利用のユーザが各パブリッククラウドサービスに接続するためのサービスです。

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1つのマルチクラウドゲートウェイ回線を使い、複数のパブリッククラウドに接続することができます
※詳細は以下のURLをご確認
https://news.kddi.com/kddi/business-topic/2023/10/7014.html

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③OnePort 【Softbank】
閉域網サービス「SmartVPN」を利用のユーザが各パブリッククラウドサービスに接続するためのサービスです。

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他社サービス同様に様々なパブリッククラウドに対応しているので、On-Premisesとパブリッククラウド間の接続だけでなく、マルチクラウド接続にも対応しています。
※詳細は以下のURLをご確認
https://www.softbank.jp/biz/services/network/cloud-connect/oneport/

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■まとめ
今回は国内大手3社のサービスをご紹介しました。
どちらのサービスもOn-Premisesとパブリッククラウド間を短期間で安価に接続でき、さらに最近種類になってきているマルチクラウド環境が簡単に構成できる点で類似しています。
少し前までは利用するパブリッククラウドに合わせてプロバイダを選択しないといけない時代もありましたが
今ではほとんどのプロバイダがいわゆる4大パブリッククラウドサービス(AWS、Azure、GCP、OCI)に標準で対応してきました。
既存のネットワーク環境のまま簡単にセキュアな接続が実現できるのでPoCなど、気軽にパブリッククラウドの
利用を始められるようになっているのではと思います。

今後もOracleパートナーの情報をアップデートしていきますので引き続き、宜しくお願い致します。

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