Laravel のwhereHasをwhereInに置き換える

難しいクエリを作りたくない

whereHasは遅い。激遅い。
left joinや、whereInすれば良いらしいと推測。
でもleft joinはコーディングがしんどいのよな……。

結論：whereInで頑張れば簡単だし改善はできるよ

時間が無い人はここ

modelの関係性

usersはcommentsと「1対多」の関係。

whereHasを用いた場合

前提

• リレーション先のカラムでwhereしたい。

Commentsを基本とした場合

UsersController.php

// nameで検索したい
Comments::whereHas('Users', function($query) use ($name){
$query = $query->where('name', $name);
});

whereInに置き換え

Commentsを基本とした場合

UsersController.php

// nameで検索したい
$comments = Comments::whereIn('user_id', function($query) use($name)
{
    $query->from('users')
    ->select('users.id')
    ->where('users.name', $name);
});

なんだか冗長で見辛い。どうせサブクエリだし２回叩けばいいんじゃね？

最適解

whereInに置き換えつつ、クエリを２回叩く

Commentsを基本とした場合

UsersController.php

// nameで検索したい
// users単体で、クエリをたたく
$users = User::select('id')
        ->where('name', $name);
// その結果を、当モデルに組み込む。
Comments::whereIn('user_id',$users);

Usersを基本とした場合

UsersController.php

// comment_titleで検索したい
$comments = Comments::select('user_id')
        ->where('comment_title', $title);
// その結果を、当モデルに組み込む。
Comments::whereIn('id',$comments);

この方法がよさそう。
whereInのみの場合と比較しても大して変わらない。

ちゃんと計測はしていないけど、体感で明らかに早くなったのでよしとする。（whereHasだと1.5倍以上時間かかる）
生クエリや、left joinする方より美しく書ける。

以上。

追記

下記の方が、便利なライブラリを作成してくれています。
古のphpバージョンだと対応していない(未確認)ので、以降の記事は備忘録的な意味で残します。
https://qiita.com/mpyw/items/0761a5e44836c9bebcd5