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Arch LinuxをVirtualBox上にインストール

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基本的にはArchWikiのビギナーズガイドに従って進めていきます。

環境

仮想マシン作成

  • タイプ: Linux
  • バージョン: Arch Linux (64bit)
  • メモリー: 1024MB
  • 仮想ハードディスク: 20GB
  • 光学ドライブ: archlinux-2015.11.01-dual.iso

あとはデフォルトで。

光学ドライブからブート

Arch LinuxのISOファイルを入れた状態で仮想マシンをブートすると、(たぶん)GRUBのメニューが出てきます。

Kobito.UmIn8f.png

Boot Arch Linux (x86_64)を選択。

無事ブートできれば、rootユーザーで自動ログインされます。

Kobito.9Lat9Y.png

言語の選択

インストール中のトラブルについて、日本語でエラーを吐かれるとググラビリティが低くなるので英語のままで進めます。

キー配置がUSキーボードのままだと困るので、JP106配置に変更しておきます。

Kobito.OJzFhM.png

インターネット接続の確立

VirtualBoxのウィザードにお任せで仮想マシンを作ったのであれば、自動的にDHCPでアドレスが振られて、ホストマシン経由でインターネットに接続できているはず。

Kobito.md2fFW.png

ドライブの準備

デバイスの確認

lsblkコマンドで認識されているデバイス一覧を確認します。

Kobito.Dk4SN9.png

先ほど作成した20GBのドライブはsdaとして認識されているようです。
違う名前で認識されている場合は適宜読み替えて下さい。

パーティションテーブルのタイプの選択

パーティショニングツールの選択肢がいくつかありますが、ビギナーズガイドで使われているpartedで進めていきます。

Kobito.yIoIax.png

パーティションスキーム

UEFI環境に慣れていきたいので、UEFI/GPTで作ってみます。
ビギナーズガイドの「UEFI/GPTの例」に従って、EFI System Partitionを作成します。
残りのスペースは全部/へ。

Kobito.UOaMjL.png

ファイルシステムの作成

作成したパーティションにファイルシステムを作成します。

Kobito.MxSPMn.png

EFI System Partitionはvfat/ext4で作成。

パーティションのマウント

/パーティションのマウント。

Kobito.IgNjPr.png

さらに、EFI System Partitionを/bootにマウントします。
マウント先のディレクトリがないといけないので、先にmkdirしておきます。

Kobito.C3Wso8.png

ミラーの選択

日本のミラーサイトを一番上に持ってきます。

Kobito.zK1ldh.png

ベースシステムのインストール

Kobito.AqIrgA.png

basebase-develの中から何をインストールするのか訊かれます。
全部入れる場合はそのままEnter。

パッケージを沢山ダウンロードするので、そこそこ時間がかかります。

fstabの生成

Kobito.xtrjbs.png

Chrootとベースシステムの設定

Kobito.AMDw62.png

ロケール

/etc/locale.genを編集して、必要なロケールを有効にします。
今回はen_US.UTF-8 UTF-8ja_JP.UTF-8 UTF-8の二つを選びました。

ファイルの編集が終わったらlocale-genコマンドを実行します。

Kobito.OxhmVa.png

引き続いて/etc/locale.confにロケールを追加します。
この段階ではまだ日本語表示ができない為、とりあえず英語に設定しておきます。

Kobito.raITrx.png

コンソールフォントとキーマップ

キー配置の設定を設定ファイルに仕込んでおきます。

Kobito.xnC1lh.png

タイムゾーン

/etc/localtimeという名前でシンボリックリンクを作ります。

Kobito.05jG3q.png

ハードウェアクロック

ビギナーズガイドにはWindowsと共存する場合の注意点とか書いてありますが、今回は仮想マシンなので気にせず設定します。

Kobito.2WQ6ft.png

カーネルモジュール

特に設定なし。

ホスト名

好きなホスト名に設定。今回は安直にarchにしました。

Kobito.JXDviv.png

ネットワークの設定

ip linkコマンドでインターフェイス名を調べて、dhcpcdサービスを有効にします。

Kobito.lxcouf.png

Initial ramdisk 環境の作成

設定の必要なし。

rootパスワードの設定

passwdコマンドでrootパスワードを設定します。

Kobito.KDaNpz.png

ブートローダのインストールと設定

Intel製CPUの場合は追加設定が必要なようです。

Intel の CPU を使っている場合、intel-ucode パッケージをインストールしてマイクロコードのアップデートを有効化してください。

最近のMacもIntel入ってるなので、こちらを参考に設定します。
Intel のマイクロコードのアップデートを有効にする

intel-ucodeパッケージをインストール。

Kobito.BwB4rN.png

dosfstoolsをインストール。

Kobito.TX1qbr.png

自動インストールスクリプトを実行。

Kobito.M5Oa1l.png

/boot/loader/entries/arch.confを作成します。
ビギナーズガイドの内容に加えて、intel-ucodeに関する設定も必要です。

Kobito.l91IiJ.png

/boot/loader/loader.confを編集します。
ビギナーズガイドでは新規作成することになっていますが、既存のファイルがあったので念のため退避させておきます。

Kobito.i1fUA5.png

パーティションのアンマウントと再起動

exitでchroot環境から抜けて、再起動。

このとき、ISOファイルをアンマウントしておかないと永久ループになります。
また、今回はUEFIを選択したので、仮想マシンの設定で「EFIを有効化」をオンにしておく必要があります。

Kobito.S48K39.png

上手くインストールできていれば、先ほど設定したパスワードを使ってrootユーザーでログインできます!

Kobito.uAIlvP.png

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