この記事は TUNA Advent Calendar 2023 の 10 日目の記事です。
Java の基本的な文法は知っていて、Spring もちょっと触ってみたい、勉強してみたいという方にお勧めな教材である Spring Academy について紹介します。
Spring Academy とは
VMware が提供している Spring についての On-demand のコースが受講できるプラットフォームです。
無料コースと有料コースがありますが、無料コースでも基本的なコースは受講できるので、Spring の基本的な部分を整えられたテキストと付属するラボ環境でお手軽に学習できます。
ちなみに spring とは
Spring Frameworkは、Javaプログラミング言語を使用した企業向けのアプリケーション開発をサポートするためのフレームワークです。Springは、アプリケーションの構築、テスト、デプロイメント、保守のさまざまな側面をサポートする広範な機能を提供しています。
使い方とおすすめコース
使い方としては、Login から VMware Customer Connect のアカウントを使用してログインして、コースを選択して受講を開始する形です。
受講した無料コースの中では以下のコースがおすすめでした。
Building a REST API with Spring Boot
コースの説明:
この初心者向けコースでは、Spring Bootを使用して最初から最後まで完全なREST APIを構築する方法を学びます。対話型のラボを使用して、Spring Initializrを使用したブートストラップからSpring Securityを使用した認証および承認まで、一連の手順ごとに実践的な経験を得ることができます。
おすすめポイント:
1. インタラクティブな事前設定済みのラボがある
2. ラボの作業に必要十分な内容の説明がある
個人的には学習を始める際にはラボの実施のための環境構築が手間に感じるので、
そこが準備されている点がとても良いと感じました。
コースの内容では、Java の基本的な内容は知っていることが前提として進められます。
そのため Java の知識があやふやな場合はまず Java の勉強をしてからのほうが理解が深まると思います。
Java の勉強本としては、「スッキリわかるJava入門 」が説明とコードのバランスが良くて好きです。
またコースは Test Driven Development(TDD) 形式で進められていくので、
TDD ってなんだ?とかなにが嬉しいの?というポイントも合わせて勉強的できて
とても有意義でした。
まとめ
Spring の学習を始める際には、無料でインタラクティブな事前設定済みなラボが使用できる Spring Academy を是非触ってみてほしいと思っています。
プログラミング言語やフレームワークの勉強を始める際にはいろいろな始め方があると思いますが、
例:
- 公式ドキュメント読み込み & Quick Start を試す
- 本を買って読む
- トレーニングに参加する
- Youtubeを を見る
個人的には、よく整えられた教材でざっくり雰囲気を掴んでからドキュメントや本を読んで深めていくのが好きなので、Spring Academy はとても良い勉強教材だなと感じました。