kitcometalsから値段を持ってくる(2)

前回の続き。

とりあえずやろうとしていること：
http://www.kitcometals.com/charts/nickel_historical_large.html#30days
の数字を記録する（ちなみに上司に提出する）。前回、
１：ページそのものを引っ張ってくる
２：中身をスクレイピングして欲しい数字を算出する
３：日付を添えてデータベースにぶち込む
のうち２までが出来たので、とりあえず手間なくデータベースにぶち込むようにするところまで。整備とかは後からゆっくり考える。

とりあえず何も考えずにfuelphp（ http://fuelphp.com/ ）を使って実装することにする。
昔はちいたん（ http://php.cheetan.net/ ）と使用してたし実際楽なんだけど、勉強も兼ねて後からゆっくり動作解析したいと思ったんで初採用。

自分の動作環境
・Windows7Pro
・Xampp 1.8.1（英語）　apacheとmysqlを稼働させておく。
・fuelphp 1.5.3

とりあえずfuelphpをダウンロード・解凍して、"C:\xampp\htdocs\kitco"にdocs以外を設置。dosプロンプトで
php oil g scaffold kitco value:float(6,4) date:date

scaffoldは足場って意味なのね。とりあえず雛形を自動生成させる。次に使用データベースの設定、"C:\xampp\htdocs\kitco\fuel\app\config"に行って２ファイルいじる。

config.php

<?php
return array(
 'always_load' => array(
  'packages' => array(
   'orm',
  )
 )
);

コレを入れないと表示時にデータベースにormがないよ的エラーが出る。詳細よくわかってないが多分必須なんだろう。

development\db.php

<?php
return array(
	'default' => array(
		'connection'  => array(
			'dsn'        => 'mysql:host=localhost;dbname=kitco',
			'username'   => 'hoge',
			'password'   => 'fuga',
		),
	),
);

もちろんデータベース名とほげとふがは適当に。何もいじってない人は多分'root'と''。あとはデータベース作っておかないと行けないので作成しておく。面倒ならxamppのmysqladminに行って作成。作成後は
php oil r migrate
が通るので、これでデータベースのテーブル設定も終わり。最後に前回書いた実際のコードを置くために

1."C:\xampp\htdocs\kitco\public"にphpQueryフォルダ以下を設置（前回参照）
（requireできるなら別にここじゃなくてもいい）
2."C:\xampp\htdocs\kitco\fuel\app\views\kitco"に移動し、_form.phpを以下のように書き換える

_form.php

<?php echo Form::open(); ?>

<?php
require_once('phpQuery/phpQuery.php');
$html = phpQuery::newDocumentFile('http://www.kitcometals.com/');
mb_language('Japanese');
$lists = $html['table:eq(15)']; //テーブル決め打ち
$hoge = $lists['tr:first td:eq(1)'];
$current = pq($hoge)->text();
$hoge = $lists['tr:eq(1) td:eq(1)'];
$change = pq($hoge)->text();
$value = $current - $change;

$date = date_create();
if($date->format("w")== 1) // 月曜日の時は金曜日を指示
	$date->modify('-3 day');
else
	$date->modify('-1 day');
$daybefore=$date->format("Y/m/d");
?>
	<fieldset>
		<div class="clearfix">
			<?php echo Form::label('Value', 'value'); ?>

			<div class="input">
				<?php echo Form::input('value', Input::post('value', isset($kitco) ? $kitco->value : $value), array('class' => 'span4')); ?>

			</div>
		</div>
		<div class="clearfix">
			<?php echo Form::label('Date', 'date'); ?>

			<div class="input">
				<?php echo Form::input('date', Input::post('date', isset($kitco) ? $kitco->date : $daybefore), array('class' => 'span4')); ?>

			</div>
		</div>
（以下は同じ）

数値算出のために３行目からのブロックを追加し、空白時の値に算出した数字を出すようにする変更。営業日の計算はとりあえず適当に書いたものなんで、後で手を入れるかもしれないしほっとくかもしれない。

とりあえず目的達成のためのシンプルなアプリケーションはできたので、あとは適当に手を入れることがあったら更新かなぁ。