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AWSに請求金額を調整してもらった話

Last updated at Posted at 2023-01-09

どんな話?

ワケあって、AWSに、請求金額を調整してもらった話です。そして、AWS Budgetsを設定しました。

目次

背景

学習目的で、RDSを利用していました。
そして、学習を終え、数週間が過ぎたころ、すでに別の学習へと移っていましたが・・・

RDSのリソースをそのままにしてしまっていた!!!1ヶ月も!!!!

RDSを使い終えたのは12月の初めころ、そして、12月の請求を見ると・・・・

RDS請求金額.jpg

RDSで$188.27(この時の日本円で3万円ぐらい)も請求されておりました。
(※合計金額が$24程になっていますが、請求金額を調整してもらった後の画像だからです。ご了承ください。)

使用したRDSは学習目的でして、この金額は支払うのは、さすがに抵抗があったので、AWSに請求金額を調整してもらうように試みました。

原因はRDSリソースですが、学習を終えた後、削除し忘れた私に100%落ち度があります。。
しかし、このような自責の場合でも、初回に限り、請求を調整してくれるかもしれません。(保証はできません)
今回の場合は調整してくれました。(RDSの請求を免除してくれた)

この記事を読んでわかること

  1. AWSからの請求(背景部分) 〜 サポートへの問い合わせ(サポートへの謝罪) 〜 実際に請求金額を免除してもらうまでの一連
  2. 再発防止策の実施(AWS Budgets)

この記事を参考にさせていただいた

ケースは異なりますが、以下の記事を大変参考にさせていただきました。

読者対象

  • 自分のように、意図しない課金が発生してしまい、免除してほしい方(はじめてだから許してほしい方・・)
  • 高額請求を防止するため、通知する仕組みを設定したい方

実際にやってみた!!

1.サポートへの問い合わせ(サポートへの謝罪)

まず、ことの経緯を添えて、サポートに謝り、RDSの料金を免除してほしい旨連絡しました。具体的には、以下の情報です。

  • 2022年12月分のRDSの料金免除してほしい
  • 請求された実際の金額
  • RDSの利用目的
    • 学習目的であることを伝えた
    • 商用サービス目的でないことを伝えた
  • 再発防止策(ここ大事だと思います。二度とこのようなことが起こらないよう、実施した対策を伝えましょう)

そして、AWSから返信があり、請求調整を行うには、以下の情報が必要とのことです

1)詳細なユースケースについて
  該当サービスを起動した詳細なユースケース(理由)をお知らせください。
 2)リソースについて
  今一度お客様のお手元にて該当サービスの削除が全リージョンにてできているかの確認をお願い申し上げます。
  不要なサービスは停止ではなく、削除をお願いいたします。
3)対象範囲について
  意図していない対象期間、金額、対象サービスについて今一度確認いただき、お知らせください。
  以下はいただいている情報でございます。お間違いないでしょうか。
    ///////////////////////////////////
    対象期間:12月請求分
    対象サービス:RDS(東京/パリ リージョン)
    ※対象サービスのうち、特定のリソース/リージョンのみが対象の場合は、ご明記ください。
    対象金額:$188.27
    ※税抜きにてご明記ください。
    ///////////////////////////////////

3)については初回問い合わせ時に情報を提示していたので、サポートからの認識確認となっていますが、
基本的に上記三項目の情報を添えて、サポート請求調整をしてほしい旨問い合わせを行えば、検討してもらえると思います。

このあと、AWSから再度返信があり、今回の場合に限り、RDSの部分の料金のみ免除してもらえることになりました(ホッ。。。)

2.再発防止策を実施した(AWS Budgets)

今後このようなことが起こらないよう、AWSBudgetによるものを設定しました。
以下の設定を行うことにより、以下のタイミングで、指定したメールアドレスに通知を行うことができます。
1. 設定した予算に対して、請求金額が85%以上になったとき
2. 設定した予算に対して、請求金額が100%になったとき
3. 当該月の請求金額が、設定した予算を超える(100%になる)とAWSに予測された時

設定手順

  1. サービスから、AWS Budgetsを選択します。
    ①キャプチャ.jpg

  2. 予算の作成を選択します。
    ②キャプチャ.jpg

  3. 予算タイプを選択します

  • 予算の設定:テンプレートを使用(シンプル)
  • テンプレート新規:月次コスト予算
  • 予算名:任意
  • 予算額:任意
    • こちらに、しきい値となる予算金額を設定します。
    • 今回の場合$40として設定しました。
  • Eメール受信者:任意
    • 複数アドレス指定可能です。
    • 複数アドレスを指定したい場合はカンマ区切りで設定します。
      最後に、「予算の作成」を謳歌します。
      ③キャプチャ.jpg
      ④.jpg
  1. 設定したアラームが表示されていることが確認できました。
    ⑤.jpg

この設定の良いところは、予算金額に対して、3つのタイミングで通知をもらえるところです。
複数のタイミングでアラートを発砲してくれるので、「高額請求されてびっくり!!!」みたいなヒヤヒヤは解消されますね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
自分が意図しない請求がされ、支払うのに躊躇ってしまうような金額だった場合、

  • サポートに、調整可能か問い合わせしてみること
  • 再発防止策を講じること

以上を行えば良いと思います。
冒頭にも触れましたが、請求金額を調整できるかは、ケースによると思うので、保証はできません。それでも、今回のAWS Budgetsでアラームを設定したように、「こんな設定いれこんで、再発しないように気をつけます!」みたいな誠意をみせることは大事だと思います。

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