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初めての登壇 準備から登壇後までを振り返ってみる

Last updated at Posted at 2025-04-01

はじめに

TECH PLAY Career Conference #2 Women in Tech にて初めての外部登壇の機会をいただきました。

登壇が決まってから発表当日まで、とにかく緊張していましたが、今回初めての登壇を経験できたこと自体が非常に良かったと思っています!
今後、初めて登壇しようとする方の目に留まることがあれば良いなと、初めての登壇にあたって準備したこと、当日のこと、登壇後の気づきを記録しておきたい思います。

登壇までの準備

登壇までの準備は、以下のようなスケジュールで行いました。

  • 登壇1ヶ月前〜 登壇タイトルと概要作成
    • 話したいと思っていることを書き出す
    • 書き出した上でClaudeと相談して、タイトルと概要を決める
  • 登壇2週間前〜 登壇資料作成
    • 内容をもう一段階詳細に箇条書きで書き出す
    • 「発表内容に足りない要素はない?」「わかりやすい構成にするにはどうしたら良い?」とClaudeに相談しながらスライドに起こす
    • 声に出して発表練習をしながら資料の改善点を見つけて修正する
  • 登壇1週間前〜 発表練習兼、資料修正
    • 時間を測りながら発表してみる
    • 同僚や友人からフィードバックをもらって修正する

キャリアという自分自身がテーマの内容だからこそ、登壇内容を冷静に考えきれない部分が難しさがありました。AIを頼って発表内容についてフラットな意見をもらったことと、資料を声に出して読み上げながら見直すことを繰り返すことで、自分の資料や発表内容を俯瞰できるようになった感覚がありました。テーマに関わらず、おすすめできる推敲方法だと思います。

登壇当日

登壇リハーサル

今回のカンファレンスはリモート配信のみの形式で、各登壇者もそれぞれの場所から参加する形式でした。
私が当日リハーサルで失敗したと感じたのは、参加場所選びの問題でした。業務の関係で不慣れな場所から参加したのですが、通信の遅れがあり緊張が強くなってしまいました。慣れた環境で参加できるよう、調整することを強くおすすめします!

登壇内容

「チームに貢献しようとすること(目の前の業務に対して工夫して取り組もうとすること)自体がキャリアを考えることに繋がっている」という考えから、これまでに経験したPJでの、自分なりのチーム貢献の形について以下の2点でお話ししました。

  • 新卒の初めてのPJ - 「成長して、自分ができるようになりたいこと」と「今すぐ、自分がチームに貢献できそうなこと」を掛け合わせて成長の方向を考えること
  • 異動を経験し改めて自分のポジションを考える必要が出てきた時 - (自分の強みを顕在化するために)自分がつい気になってしまうことを、勝手に自分の個人テーマにして行動してみること

周りの人からの言葉で自分の強みかもしれないところが見えてきた

この意識で業務に向かうことで、新たな目標が見つかったり、自分らしく働けている感覚を持てたりするようになったりしました。日頃の業務からキャリアを考えてみることもできるのかも、とキャリアについて考えることのハードルが下がっていたら嬉しいです。

登壇を経験して気づいたこと、良かったこと

登壇内容について徹底的に考える機会になる

登壇内容を考える時間は、私自身のキャリアを見つめ直す貴重な時間となりました。改めて自分のキャリアを棚卸して、自己分析をするきっかけにすることができました。
登壇が決まってから社内のキャリア講演会に参加することがあったのですが、以前なら参考になるなー程度の気持ちで聞いていたものが、自分の経験と照らし合わせてより自分ごととして深く考えられたと感じています。そういった意識の変化から新たなインプットの機会も得られたことで、発表内容を検討する過程で自分の強みやこれからの方向性についても、考えを明確にすることができました。

他の登壇者からの学びが深まる体験

自分自身が登壇者としてキャリアについて考えて参加したからこそ、他の方々の発表にも強く共感をもつことができました。他の参加者の方のパワフルな考え方や、業務だけではない等身大のプライベートな話も含めた発表がとても印象に残り、これまでの「聞くだけ参加」の時とは違った感覚でした。自分との共通点を見つけては「自分だけではない」という安心感と「もっと挑戦できる」という勇気をもらうことができました。

また、登壇者としてその場に立つことで、発表内容はもちろん、話し方や資料の構成などについても他の方から学ぶことができたと感じています。

聞いてくださった方からフィードバックがもらえる

今回の大きな収穫の一つは、聴講してくださった方々からフィードバックをいただけたことだと感じています。質疑応答の場面で質問をいただいたいて、自分の発表内容が聴講してくださった方に届いている実感をもつことができました。
また、多くの先輩方や同僚も聴講してくれていました。今年度異動をして新しく接点を持つようになった方々に自分のことを知ってもらえる機会となり、周囲の方々にも多くのリアクションをいただきました。社内での自己紹介以上に、自分のキャリアや価値観を伝えることができた貴重な場だったと感じています。

さいごに

私自身、登壇という場をとてもハードル高く感じていました。正直なところ、1回目を経験できた今でも、2回目の登壇の機会が来たらまた同じように緊張してハードルを感じてしまうと思います。
でも、話す内容を準備するところから登壇後まで、想像していた以上に自分にとってプラスになることが多くありました。この経験を活かして、ハードルに負けず、次の登壇の機会を持てるよう業務に取り組みたいと思っています。次は、技術的な内容での登壇を目標にします!

ここまで読んでいただいた方、ありがとうございます。
それではまた、別の記事でお会いできたら嬉しいです。

#本記事の内容は個人的な所感や感想であり、組織の公式見解ではありません。

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