はじめに
本記事は、「初めての一人アドベンドカレンダー2024 by hohe」の4日目の記事となります。
Advent Calendar 期間中は、AWSの生成AI/ML関連を中心に記事を投稿していきます。
4日目は前回に続き、Amazon Bedrockについてまとめます。
Amazon Bedrock
Amazon Bedrock は、単一のAPIを介して大手AI企業からの高性能な基盤モデル(FM)を選択できるフルマネージドサービスで、セキュリティ、プライバシー、責任あるAIを備えた生成AIアプリケーションを構築するために必要な幅広い機能を提供します。
RAG
RAGとは、Retrieval-Augmented Generation (検索拡張⽣成)のことで、ユーザーからの問い合わせに対して社内⽂書検索エンジンなどから関連情報を検索し、取得された関連情報も含めてモデルに⼊⼒し回答を得ることができます。このRAGの機能をBedrockではナレッジベースとして提供している。
ガードレール
ユーザーが入力したテキストや生成AIからの応答テキストに意図せず有害な言葉・内容または機密情報がが含まれている場合の問題を回避するための機能
ガードレールのコンポーネント | 詳細 |
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コンテンツフィルター | 「憎悪、侮辱、性的、暴力、不正行為、プロンプト攻撃」に対する対して、コンテンツフィルタリングを行う |
拒否されたトピック | アプリケーション開発者が指定したトピックの会話が行われないようにする |
ワードフィルター | AWSが用意する冒涜的な言葉のリストに基づいた「冒涜フィルター」または特定の単語やフレーズを指定して、フィルタリングを行う |
機密情報フィルター | 会話に含まれる機密情報をブロックまたはマスクを行う |
エージェント
独自データやビジネスロジックの組み込み、システム連携がおこなえる自律エージェントを構築および設定できる。