はじめに
みなさん、AWSのAIサービスを使っていますでしょうか。
直近ではre:inventではBedrockの新モデルが発表されたりと、AWSでは生成AIに力を入れていることが伺えます。
そんなAIサービスの勢いがすごい中で、私からは今年度新しく追加されたAWSの認定資格について紹介できればと思います。
2024年度に追加された2つのAWS認定資格
既にご存知の方も多いと思いますが、今年はAWS認定資格として以下の2つの資格が追加されました。
こちらの2つの資格は、2025 Japan AWS All Certifications Engineersの受賞条件にも含まれております。
(Data Engineerまでが条件だと勝手に思っていたのは私だけではないはず...)
特にAWS Certified AI Practitionerは基礎レベルの資格であるため、AI/MLについての知識獲得のために取得を目指しているかたもおられるかと思います。
AWS Certified AI Practitioner(AWS AIF-C01)について
試験の概要
AIFは、人工知能 (AI)、機械学習 (ML)、生成 AI の概念とユースケースに関する需要の高い知識を実証する試験となっています。
- 受験対象者:AWSのAI/MLテクノロジーを使用するソリューションを熟知してはいるが、必ずしも構築するわけではないという個人
- 試験時間:90分
- 問題数:65問
- 合格スコア:700点以上
学習に使用した教材
AIFは今年新しく出た試験なため、WEB問題集などではまだ未対応なところもありますが、AWS公式からの供給が豊富で、学習教材自体はある程度揃っていると思います。私が学習に使用した教材は以下となります。
- Udemy
AIFに対応した説明動画と問題集となります。いずれも説明や文字は英語になりますが、日本語字幕や日本語翻訳を使えば問題な意と思います。ハンズオンも多くなっており、サービスの理解が進めることができました。
- AWSサービス別資料 (Blackbelt)
おなじみのAWS公式サービス別資料となります。AWS AI/MLサービスごとの機能が図などでまとめられており、試験対策としておすすめです。
- AWS Skill Builder
AWSが提供する学習用のサイトです。こちらも試験範囲のサービスを学ぶことができるので、対策にはおすすめです。
受験結果
ここまで、試験の概要やどういう教材を使って学習したかを簡単に紹介してきましたが、1ヶ月の学習期間を経て試験を受けた結果として、無事合格することができました。
(早期合格特典のEarly Adopterのデジタルバッジももらえました。)
受験してみて
ANGEL Dojo中でも使用したBedrockなどのAWSの生成AIについて知ることができるため、勉強も楽しくできました。特にANGEL Dojo中は、ナレッジベースやエージェントといった要素を漠然とした雰囲気でしか捉えられていなかったので、そこが明確になったのが試験を受けて良かったと思える部分でした。あとは私の会社の中では、(おそらく)初の取得者になれたというところも良かった点かと思います。
ただ、この試験はFOUNDATIONALレベルの資格ですが、AWSに入門したばかりで挑戦するのは少しハードルが高いと感じました。というのも、試験範囲のAWSサービスだけでなく、AI全般の基礎知識についてもしっかり押さえておかないと回答が難しい問題も出題されるからです。今ならEarly Adopterのデジタルバッジの特典と並行して、再受験1回無料のキャンペーンもやっているようなので、生成AIに興味がある方はぜひ挑戦してみてください。
おわりに
今回は今年新しく追加されたAIFの資格について紹介してみました。次は同じく今年追加されたMachine LearningのAssociateを取得に向けて、学習を進めていきたいと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございます。