【RSpec】実行に時間がかかっているテストを抽出する方法

RSpecのテストケースが増えてくると実行時間も増えて、テスト全体の実行にすごく時間がかかる...なんてことありませんか？
profileオプションを使用するとexampleごとの実行時間がわかり、遅いテストを抽出することができます。

遅いテストを抽出する

$ bundle exec rspec --profile
デフォルトでは、遅いexample上位10個とその実行時間が出力されます。

bundle exec rspec --profile > ファイル名でファイルへの出力も可能です。

$ bundle exec rspec --profile
...
Top 10 slowest examples (84.27 seconds, 17.0% of total time):
  test example1...
    13.98 seconds ./spec/requests/example_spec.rb:230
  test example2...
    7.91 seconds ./spec/requests/example_spec.rb:232
  test example3...
    7.84 seconds ./spec/requests/example_spec.rb:109
...
 
Finished in 8 minutes 14 seconds
1252 examples, 1 failure

--profileの後ろに件数を指定することで、出力する件数を変えることができます。
$ bundle exec rspec --profile 20と指定すると、遅いexample上位20個が出力されます。

すべてのテストの実行時間を調べる

$ bundle exec rspec --profile 全example数と指定すれば、すべてのexampleの実行時間がわかります。
テストケースが多くてexample数がわからないという場合は、以下のコマンドでテストを実行せずに調べられます。
$ bundle exec rspec -f d --dry-run --order defined

参考

• RSpec の –profile オプションで時間のかかる遅いテストを調べる | EasyRamble
• RSpecで作ったexampleの一覧をテストの実行なしに出力する - Qiita