ETロボコン2023、九州地区大会にて総合優勝しました!
2023年のETロボコンというソフトウェア開発の大会で、アドバンストクラスで総合優勝を果たしました!
さらに、ゴールドモデル賞、IPA賞もいただき、盾を3つもいただけました!
全国大会では総合6位、入賞ならずという結果となりましたが、チーム開発の腕を大きく上げる半年となりました!
ETロボコンとは?
「技術教育の機会を提供する場所」と、未来の(組み込み)エンジニアの育成を視野に入れた場所みたいです。
詳細は以下のページをご覧ください。
ETロボコン公式サイト
また、正式名称は「ETソフトウェアデザインロボットコンテスト」というみたいです。知りませんでした。
普段は「ロボコン」と略してますからね。
そして、実際何をする大会なのかというと、コース上を走行体となる二輪ロボットを走らせる「競技」と、その機能を実装するまでを記した「モデル」の2つの分野で成績を決める大会です。
下の写真は、私達が実際に走らせた走行体と、 私が大好きなホゲータのぬいぐるみです。 地区大会の開催地が福岡だったので、帰りにポケモンセンターに寄って買いました。かわいすぎです。
ETロボコン九州地区大会優勝!
4月から開発に着手し、約半年ほどで地区大会を迎えました。私の参加する地区は「九州北・九州南」となっており、クラスはアドバンストという上級のクラスになります。
下のリンクが結果発表のページとなります。
ETロボコン九州地区大会結果発表ページ
引用: ETロボコン公式サイト
競技部門では優勝を逃したものの、準優勝の結果を収めています!
キャリブレーションでアクシデントが起こってしまいましたが、不測の事態に対応し、再スタートをすることができたため、ボーナスポイントの地点までは到達することができました。
第二走では途中でコースアウトしてしまい、再スタートした第一走の記録を下回りました。成績が良かった第一走の結果が採用されたことが救いでしたが、もし第一走も慌ててキャリブレーションして、コースアウトしていたらと考えると……という具合です。
チャンピオンシップ大会
総合優勝を果たしたわけですが、これで終わりではありません。
今回の結果は「地区大会」です。地区の次ということで、「全国大会」があります。
横浜にある「パシフィコ横浜」にて、アドバンストクラスの全国大会が開催されました。
結果は総合6位と振るいませんでしたが、4月から開発を始めて半年も走り続けた自分と、なにより同じチームの方々に感謝しかありません🙏
詳細なチャンピオンシップの結果は、以下のページからご覧ください。
ETロボコンチャンピオンシップ大会結果
特に印象深かったのは、HELIOSの圧倒的な成績と、極力人手によるブレを排除したキャリブレーション、そして同じ九州地区で争い、地区大会では勝利したものの、追加でチャンピオンシップ大会に選出された Smart SPiNaCH の存在でした。(ちなみに、チーム名の発音は スマート スピニッチ といい、スピニッチは「ほうれん草」のことみたいです。)
同じ学生ということと、地区大会での優れた走行・モデル成績から、地区大会が終わったときから「あのチームは絶対チャンピオンシップに選出される」という確信がありました。全国大会に向けての一ヶ月間、このチームの存在が開発への熱をさらに高めてくれたことは間違いありません。
来年に向けて、次にどう活かすか
さて、今年は全国出場を果たしたものの、全国大会では入賞ならずという結果となりました。ここで大事なのは、やはり次にどう活かすかの反省だと考えています。
大会終了後、横浜駅の地下鉄で電車を待つ中、実装したシステムの改良点を模索していました。確かに悔しい気持ちはありましたが、自然とその雰囲気や流れができていたのは、今まで真剣にロボコンに向き合って開発を続けられたからこそだと思っています。
さいごに
ここまでご覧いただきありがとうございました。本記事はここで終了とさせていただきます。
戮力協心 (りくりょくきょうしん) という言葉がありますが、まさに今回のチームに当てはまるものだと自信をもって言えます。
また来年、新チームでロボコンへ出場します。この反省を胸に。