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Route53フェイルオーバーを試してみた

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Route53にはヘルスチェックを利用したフェイルオーバー機能があるが、
CloudWatchアラームを利用したフェイルオーバーを確認したので備忘録として残す。

構成

・Network Load Balancer(1a,1c)
・EC2 インスタンス2つ(1a,1c)

設定の流れ

  1. EC2を適当に作成
    Amazon Linuxを利用しEC2を2つ作成。
    dnf install httpdしてNetwork Load Balancerからヘルスチェックを受信できるようにする
  2. ターゲットグループとNetwork Load Balancerを作成
    1.で作成したEC2を対象にする
  3. CloudWatchアラームを作成
    2.を作成するとCloudWatchメトリクスに「ターゲットグループ、AZ 別メトリクス」が作成されるので、AZ毎のUnhealthyHostCountのアラームを2つ作成する。
  4. Route53ヘルスチェックを作成
    Route53コンソールからヘルスチェックを作成する。ヘルスチェックは3で作成したCloudWatchアラームを指定する。ヘルスチェックはアラーム毎に作成するため2つ作成する。
  5. Route53プライベートホストゾーンとレコードを作成
    プライベートホストゾーンを作成し、フェイルオーバータイプのAレコードを作成する。
    スクリーンショット 2023-07-23 9.59.30.png
    それぞれのレコードのヘルスチェックIDは別のものを設定する。

動作確認

・両方のEC2のApacheを起動した状態で名前解決
→プライマリのアドレスが解決される
・AZ 1aのEC2のApacheを停止した状態で名前解決
→セカンダリのアドレスが解決される。解決結果が変わるのに5分程度かかった。アラーム期間とTTLが影響?
・AZ 1cのEC2のApacheを停止した状態で名前解決
→プライマリのアドレスが解決される
・両方のEC2のApacheを停止した状態で名前解決
→プライマリのアドレスが解決される

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