本記事は以下のハンズオンをもとに実施しました。
AWS Cloud9 で開発環境を作成する。
AWS Cloud9 で開発環境を作成します。
名称と説明だけ入力し、あとはデフォルトで作成としたのですが、 VPC がなくて作成できませんでした。
※デフォルトVPC は削除済み
なので今回用に新たな VPC を作成しました。
デフォルトVPCを使わず、新たにVPCを作成した場合は、パブリック IPv4 アドレスの自動割り当てを有効化してください。
有効化しないと、AWS Cloud9 が EC2 インスタンスにできません!
再度 AWS Cloud9 の環境作成を試みます。
今回はインスタンスタイプも選択できるようになってます。
環境が作成されるまで、しばし待機します。
AWS Cloud9 の使用のためのベストプラクティスが気になる方は、以下のリンクを参照してください。
環境作成後に Cloud9 IDEを押下すると、以下のように表示されるはずです。
必要 CLI のインストールから、テスト起動を実施する。
アプリケーション構築のため必要な、Vue CLI と Amplify CLI をインストールします。
AWS Cloud9 上で npm i -g @vue/cli
と npm i -g @aws-amplify/cli
を実行してください。
インストール後は vue create request_form
を実行して、Vueプロジェクトを作成します。
設定方法は以下の通りにしてます。
その後、AWS Cloud9 上で npm run serve
が実行できるように、/【プロジェクト名】/vue.config.js
ファイルの内容を以下のように書き換えます。
- const { defineConfig } = require('@vue/cli-service')
- module.exports = defineConfig({
- transpileDependencies: true
- })
+ module.exports = {
+ devServer: {
+ disableHostCheck: true
+ }
+ }
で実行してみたのですが、disableHostCheck
プロパティが存在しないとエラーが吐かれてしまいました。
調べてみましたが、すでに削除されているようです。
他の方法を調べてみたところ、serve コマンドの内容を変えることで対応可能できそうです。
一旦、/【プロジェクト名】/vue.config.js
ファイルの内容を戻します。
+ const { defineConfig } = require('@vue/cli-service')
+ module.exports = defineConfig({
+ transpileDependencies: true
+ })
- module.exports = {
- devServer: {
- disableHostCheck: true
- }
- }
その後 /【プロジェクト名】/package.json
ファイルの serve コマンドの箇所を以下のように書き換えました。
※public以降を追記すればOKです。
- "serve": "vue-cli-service serve",
+ "serve": "vue-cli-service serve --public ${Cloud9のID}.vfs.cloud9.${リージョン}.amazonaws.com",
npm run serve
後に Cloud9 IDE のPreview > Preview Running Application を実行したところ、無事Vue.js のデフォルト画面が表示されました。
Amplify 初期設定と、Vue.js プロジェクトを Amplify プロジェクトとして初期化する
amplify configure
コマンドでAmplify CLI から機能追加・各リソースの構築ができる様に設定します。
またここで設定する IAM ユーザーには AdministratorAccess-Amplify
ポリシーが付与してください。
設定の際は IAM ユーザーのリージョン名・アクセスキー認証情報・プロファイル名(デフォルト)を入力したら、初期設定は完了です。
次に Vue.js プロジェクトのルートディレクトリに移動し、 amplify init
で Amplify プロジェクトとして初期化します。
以下のように設定し、Amplify プロジェクトとして初期化します。
成功すれば初期化が完了します。
お疲れさまでした。
次回は Amplify プロジェクトに API の追加を行おうと思います。
参考文献