1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

最初に注意ですが、この記事では全ての3点リーダーを否定するものではなく、チャットツールにおける3点リーダーの個人的な考えを記載しています。

今回は普段の仕事の中で使っているSlackでコメントを書く際に意識していることをまとめました。
タイトルの通り「3点リーダーを使わないこと」を意識することを利点について書いていきます。

3点リーダーとは

下記のリンクから引用します。3点リーダーとは以下のようなものです。

「3点リーダーとは、約物とよばれる特殊記号の一種で、点を3つ横に並べた形をした記号のことである。
和文では全角一文字で「…」と表示される。 欧文ではピリオドを3つ並べて「...」と表示される。 」
「文章中で沈黙の状態や文の省略を表したり、文末で余韻を残したりするために用いられる。 また、箇条書きで項目名と内容をつなげる点線として用いられる。」

今回の記事の3点リーダーとは

今回の記事で取り扱うのは「文章中で沈黙の状態や文の省略を表したり、文末で余韻を残す」ために使用する使うことを目的として使用される3点リーダーとします。

チャットツールにおける敗北とは何か

リモートワークの拡大でSlackなどのチャットツールでのテキストコミュニケーションが拡大していると思います。特にツールの機能拡大でエンジニア以外の非エンジニア部門での利用も拡大していると思います。
チャットツールの利点は非同期コミュニーケーションによって、受取手側が受信タイミングを選べることになったことやテキストに残るので後から見返したり検索ができることで振り返ることができることだと思います。
特に大人数で作業をする開発や小さな確認などのツールとしてなくてはならないものになっていると思います。
そういったコミュニケーションツールにおける敗北とは何かと考えると、文字通りコミュニケーションがうまくできずに誤解や認識齟齬が生まれることだと考えています。

チャットツールにおける敗北=誤解や認識齟齬を生むコメントを使う

3点リーダーを使う起こる問題

上記のコミュニケーションの敗北を生み出す要因として、3点リーダーを使用することが要因の一つだと考えています。
3点リーダーは文章の省略や文末の余韻を残すために使用されるので、物事の解釈を受け手側に委ねるというものになります。

文章を考える時どのような場合に使うか考えたり、実際にSlackのコメントで3点リーダーを使用している場面を見てみると以下のような場合があるかと思います。

「なぜか思っていたことと違っている…(誰か知っている人はいるかな)」
「こうした方がいいと思うが…(違う方法をしている理由を知りたい)」

書いている時の心情を考えると書いた本人は次に誰かにしてほしいことを考えていたり手詰まりで誰かの助けが必要だと思っていることが多いと思いました。
ただ時間を空けて3点リーダーを使っている自分のコメントを見てみると、書いた後に次の行動に移っていいなかったり、放置して忘れていたり有耶無耶になっていることが多いと去年の年末に見ていて思いました。

2024年に入って3点リーダーを使わないようにするために何をしたか

コメントを書いた後に行動へ繋がっていなかったり、有耶無耶になっていることをなくすために何をすれば良いかを考えたときに「3点リーダーを使わない」というのを決めました。

この時にそれでも何かと理由をつけて使いそうになることはありそうだと思い以下のルールを自分に課しました。

[ルール]
・3点リーダーを打っても消して、考えている意図に書き換えてコメントしたらまだ負けていない
・3点リーダーを使ってコメントしたら説明をする努力を怠ったと判断し1敗としてカウント
・使わない期間が続いている間は勝利

結果は以下のとおりでした。

敗北数
1月 3
2月 3
3月 2
4月 1
5月 0
6月 0

まとめ

3点リーダーの全てが悪いとは思いません。「一位は…」など期待感を持たせたり興味を引く表現では有効な表現だと思っています。
ただ仕事の上で何かを伝える際の最優先事項は正しく早く伝える事なので、曖昧な表現をなくす表現を意識的に無くしていくことを意識していくことができたのは良かったと思いました。
するしないより勝ち負けと思うことで使ったら自分にとってマイナスになると感じるので、使わないことを習慣化が早く行えたのも良かったです。

1
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?