LEDE（OpenWrtのfork）をインストールしたルータでダイナミックDNSの設定をしたメモです。
パッケージインストール
まずはダイナミックDNS関連のパッケージをインストールします。筆者はCloudFlareのAPIを使って独自ドメインのダイナミックDNSをするためCloudFlare専用のパッケージ（ddns-scripts_cloudflare）も追加でインストールしました。
# opkg update
# opkg install ddns-scripts luci-app-ddns ca-certificates wget
# opkg install ddns-scripts_cloudflare
上記パッケージをインストールするとWeb管理画面に「Services」「Dynamic DNS」というメニューが増えており、ここからダイナミックDNSの設定ができます。
管理画面から設定
「Services」「Dynamic DNS」「Add」で設定を追加し、適切な値を設定すればOKです。
ダイナミックDNSサービスごとに「Domain」「Username」「Password」の意味が変わる点に注意してください。CloudFlareの場合、「Domain」にDNS登録対象のホスト名を、「Password」にAPIキーを登録する必要がありました。
ログの確認
デフォルト設定では詳細なログが記録されています。うまく動かない場合は/var/log/ddns/以下を確認してみてください。
対応しているダイナミックDNSサービス
ddns-scripts 2.7.3-2時点で、下記のダイナミックDNSサービスに対応しています。
- 3322.org
- changeip.com
- cloudflare.com
- core-networks.de
- ddns.com.br
- dnsdynamic.org
- dnsexit.com
- dnshome.de
- dnsmax.com
- dnsomatic.com
- domains.google.com
- dtdns.com
- duckdns.org
- duiadns.net
- dy.fi
- dyndns.org
- dyndnss.net
- dyns.net
- dynu.com
- easydns.com
- free.editdns.net
- freedns.afraid.org
- he.net
- loopia.se
- mydns.jp
- myonlineportal.net
- mythic-beasts.com
- namecheap.com
- nettica.com
- no-ip.com
- no-ip.pl
- noip.com
- nsupdate.info
- nubem.com
- ovh.com
- regfish.de
- schokokeks.org
- selfhost.de
- spdns.de
- strato.de
- thatip.com
- twodns.de
- variomedia.de
- zerigo.com
- zoneedit.com
- zzzz.io
- BIND nsupdate
- Custom settings(HTTP/HTTPS)
詳細は「DDNS Client [OpenWrt Wiki]」をご参照ください。