17
13

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

Raspberry PiでMackerelを使うのが楽になったよ!

Last updated at Posted at 2019-12-02

mackerel-agent v0.64.1より、Raspberry Piで使える32bit ARM用Debianパッケージが自動ビルドされるようになりました。

これまでも32bit ARM用のバイナリファイルを含むtar.gzは自動ビルドされていたのですが、バイナリファイル以外の部分は自分で頑張る必要がありました。

一方、今回から作られるようになったDebianパッケージにはsystemdによる自動起動の設定も含まれるので、手持ちのRaspberry PiをシュッとMackerel管理下に置けるようになります。

Raspberry Piは画面無しで運用することが多いと思います。そんなときでも、Mackerel管理しておくとトラブルシューティングが楽になるのでオススメです。

動作例

筆者のRaspberry Pi Zeroでの動作例です。

image.png

image.png

メモリ512MB1のマシンでもちゃんと動いているのがわかります。

インストール手順

mackerel-agentのリリースページに行き、最新版の mackerel-agent_*_armhf.deb のURLをコピーします。

そしてRaspberry Piにログインして *.deb をダウンロード、インストール、設定します。

$ wget https://github.com/mackerelio/mackerel-agent/releases/download/v0.64.1/mackerel-agent_0.64.1-1.systemd_armhf.deb
$ sudo apt install ./mackerel-agent_0.64.1-1.systemd_armhf.deb
$ sudo vi /etc/mackerel-agent/mackerel-agent.conf
$ sudo systemctl start mackerel-agent

詳しくは公式マニュアル「Ubuntu / Debian にインストールする - Mackerel ヘルプ」をご覧ください。

注意点

ARM版バイナリは公式サポートではないので、トラブっても泣かない精神が必要です。トラブったらPull Requestを投げましょう。

補足

ちなみに筆者はPull Requestを送っただけの一般人です。

これを取り込んでもらったおかげで家庭内で稼働しているRaspberry Piが増えました。ありがとうございました。

  1. 512MBのメモリのうち64MBをGPUに割り当てているのでCPUから見えるメモリは448MBのはずなんですがMackerelの表示と少しズレてますね…。

17
13
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
17
13

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?