centos gnuplot ビルド

Last updated at 2018-10-22Posted at 2018-02-11

centosにgnuplotをソースからコンパイルする

yumを使うと古いバージョンのgnuplotしかないので，自分でコンパイルしてインストールする方法。

gnuplotの出力形式として，pngやpngcairoを使いたかったので，ビルドの前に事前インストール。

$ su
# yum install pango-devel cairo-devel wxGTK-devel wxBase gd gd-devel
# exit

http://www.gnuplot.info/
にてソースファイルをダウンロード。

現在の最新版は以下。
Version 5.2 (current)
Release 5.2.2 (November 2017)

$ tar -zxvf gnuplot-5.2.2.tar.gz

$ cd gnuplot-5.2.2
$ sh ./configure --prefix=/home/hnishi/local
$ make 
$ make check
$ make install

configureのときに--prefixのオプションでインストール先のディレクトリを指定できる。
--prefixオプションを使用しない場合は，たぶん/usr/binとか/usr/local/binとかがデフォルトになっているので，スーパーユーザになってからmakeする。

インストール後，

$ /home/hnishi/local/bin/gnuplot

で実行可能。

パスの設定は，

CentOS 5にversion5.0.5をインストールしようと思ったら以下のようなエラーが出た。

undefined reference to 'pango_layout_get_baseline'

CentOS5で利用できるyumのcairo, pangoライブラリのバージョンが古すぎるようである。
gnuplot-5.0.1 であれば，なんとかpngcairoが使えた。