無線LANを標準搭載したクボタの田植え機
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農業向けIOTソリューション
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無線LANの情報から、場毎の肥料散布データや稼働情報や作業記録を収集。現在は、トラクター、コンバイン、田植え機に搭載。
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無線LANの通信範囲の関係上、スマートフォンのテザリングとセットで使う必要有り。
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対象は「担い手農家」をターゲットと呼ばれる大規模農家。
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大規模農家は各田んぼの作業情報を手作業で管理しているので、記入漏れや作業漏れ、また生育が期待できない場所に肥料を過剰に撒くという無駄も生じていた。
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上記の問題を解決するために、トラクターからはどの田んぼをどの程度耕したか把握し、田植え機の電動肥料調整期のデータからその場所の施肥量の情報を集め、作業ミスの改善を行う。
-コンバインからは収量・食味(平均タンパク、平均水分)の情報を収集。このデータをもとに、収量・食味の値が良い場所は高く売れる「ブランド米」などを植えて改善を図る。 -
狙い:日本のコメ農家の競争力向上。
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メモ:データをクラウドに置く形。
宮崎県の農業をリードする次世代の農業経営者の育成
- 農業系統の学校の現状は、農作物を手で収穫、その記録を取るだけで、本来の農作物の生育状況や環境を考えるという考え方まで意識することが困難であった。
- ハウスにセンサー機器を設置することで、データを自動収集できて可視化ができるように。生徒自身の煩雑な記録作業が不要になり、情報をもとに考える習慣が身につくようになった。