SAAの受験で勉強方法、ポイントなどをメモしておきます。
経歴はネットワークを中心にインフラ(主にオンプレ)設計、構築、保守運用を10年ぐらいやってきました。NWの資格だとCCNPを取っています。AWSも本格的に勉強したいと思い、今回受験することにしました。
ちょうど試験が新しいバージョンになる時期(2018/8中旬以降はすべて新試験)だったので、旧1回、新2回受験して3回目で合格しました。勉強開始から合格までの期間は約3ヶ月です。
##1.勉強方法
1.1参考書
[AWS参考書]
(https://www.amazon.co.jp/gp/product/486594043X/ref=as_li_qf_sp_asin_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=486594043X&linkCode=as2&tag=speedblues-22)
定番ですが、会社においてあったのでまずはこちらを一通り読みました。本当に基本的、かつ機能に関してはベーシックなサービスだけをピックアップしているので入門書としては分かりやすくてよいと思います。
1.2問題集
AWS問題集で勉強しよう
こちらの問題をひたすらやりました。3回受験する中で3周ぐらいやったと思います。2018/10/4時点で113題(1題につき7問程度)あります。2018/8以降に新試験になってから新しい問題がどんどん更新されています。(有料)
1.3模擬試験
AWS認定模擬試験
AWS認定の模擬試験です。旧試験を受験する前に受けました。模擬試験は合格だったけど本番は不合格。。でも試験慣れするためにも受けておいたほうがいいと思います。(有料)
Udemy AWS Certified Solutions Architect - Associate 2018
海外のeラーニングサイトでAWSの模擬試験が受験できます。こちらは6つぐらいの模擬試験があり、4つぐらいやりました。全部英語なので翻訳しながらやりましたが、こちらの問題は本番試験でもいくつか出ました。(有料)
1.4実機
VPC、ネットワークACL、セキュリティーグループあたりの概念が分かりづらかったので、環境を作っていろいろ動かしてみました。無料枠で利用できるインスタンスがありますので、イメージがつかみにくいときは実際にコンパネから操作してみることをおすすめします。(無料枠のインスタンスを利用すれば無料)
##2.AWS Certified Solutions Architect - Associate(旧)
2018/8/10(旧試験を申し込めるギリギリでした)に受験。結果は以下。
65%以上が合格ラインです。あと1%。。
総合成績: 64%
分野別の成績 :
1.0 Designing highly available, cost-efficient, fault-tolerant, scalable systems: 63%
2.0 Implementation/Deployment: 66%
3.0 Data Security: 72%
4.0 Troubleshooting: 50%
##3.AWS Certified Solutions Architect - Associate(新)
2018/9/14に2回目を受験。結果は以下。
新バージョンで感じたこととして
・72%以上が合格なので難易度が上がっている
・問題集や模擬試験の問題が同じような文章で出るのが40%、残り60%は応用が求められる
・EFS、ECS、DynamoDB Acceleratorなどの問題集には無いサービスの問題がでる
・スキーマ基準で最適なDBはRDS、DynamoDB、redshift、のどこか、などというDBの基本を理解していないと対応できない問題もでる
どこまで勉強すればいいのか分からなくなりましたが、AWSコンパネのサービスに乗っているものは一通り概要レベルでも抑えておかないと対応できないと感じました。
##4.AWS Certified Solutions Architect - Associate(新)
2018/9/18に3回目を受験。結果は以下。
3回目でようやく合格!
今回も同様に70%ぐらいは応用が必要な問題でした。
##5.受験を終えて
新バージョンは問題集の暗記では対応が難しくなっていると感じました。時間がかかるかもしれませんがサービスを1つ1つ実際にコンパネから触りながら理解を深め、受験することが望ましいと思います。次はプロフェッショナルを受験しようと思っているので、合格したらまた受験記を書きたいと思います。