人口推計のデータを使って、人口ピラミッドまたは年齢構成図と呼ばれる、左右に人数を表現する棒グラフを作成しましょう。
↓【e-Stat】日本の統計が閲覧できる政府統計ポータルサイトの人口推計のリンク
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00200524&tstat=000000090001&cycle=7&tclass1=000001011679&tclass2val=0
まず、人口ピラミッドを作成し、その後各年の変化を連続再生する機能を追加します。
準備:リンクからエクセルデータを必要年数分ダウンロードし、加工・結合する。(今回は結合方法は省略します)
(本サイトの元データは、エクセルのファイル名を年にし、「男」「女」「年齢」列でまとめて、Tableauでユニオンを作成し、日付けデータのデータ型を[日付]にし、列名を「年」としています。)
◆人口ピラミッドで表現
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まず、左の棒グラフの方向を、左に広がるように変更します。左の棒グラフの横軸を右クリック>[軸の編集]をクリックします。
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[スケール]の[反転]にチェックを入れ、[✕]をクリックして画面を閉じます。
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左の棒グラフの軸の範囲は5000強、右の棒グラフの軸の範囲は5000弱となっているため、左右の軸の範囲を揃えます。[データ]ペインの[女]を左の棒グラフの上側にドロップして、二重軸にします。
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同様に、[データ]ペインの「男」を右の軸の上側にドロップします。
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左右それぞれの上の軸を右クリック>[軸の同期]をクリックします。
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上の軸を右クリック>[ヘッダーの表示]をクリックして、非表示にします。
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軸のスケールを揃えるために、上の軸でビューに含めた2つの棒グラフを目立たなくします。[マーク]カードの「合計(女)」をクリックします。
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[マーク]カードの[色]をクリックして不透明度を0%まで下げます。
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[マーク]カードの[サイズ]をクリックしてサイズを最小にします。
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[マーク]カードの[ツールヒント]をクリックして、入力されているテキストをすべて削除します。
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[OK]をクリックして画面を閉じます。
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[マーク]カードの「合計(男)(2)」をクリックして、8~11と同じ操作を行います。
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色を変更します。[マーク]カードの「すべて」をクリックして、[色]にある[複数のフィールド]を削除します。
◆各年の変化を連続再生する人口ピラミッド
16. 年の推移を動かして見られるようにします。[データ]ペインから「年」を[ページ]シェルフにドロップします。
17. 年推移が繰り返し再生されるようにします。画面右上に表示された[ページ]カードの[▼]をクリックし、[ループ再生]をクリックします。
完成:再生ボタン[▶]をクリックすると年のページが連続的に変化します。その右の3つ並んだアイコンから変化の速さを変更できます。なお、アニメーションの設定は、メニューバーの[書式設定]>[アニメーション]をクリックして変更できます。