日本政府観光局の訪日外客数データを使用して、外客数の年推移とその国別内訳を表す次のようなビジュアル表現を作成します。ダウンロードして入手できるデータは、そのままでは分析に適さない場合が多いため、データを整理するテクニックが必要です。
↓日本政府観光局の訪日外客数データのダウンロードサイトのリンク
https://www.jnto.go.jp/statistics/data/visitors-statistics/
準備:リンク先から必要年数分の訪日外客数データをダウンロードし、
以下のように加工する。
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加工したデータに接続し、[ユニオンの新規作成]をキャンバスにドロップします。
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[ワイルドカード(自動)]タブをクリックします。このエクセルが含むすべてのシートをユニオン氏、各データを縦に組み合わせます。
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[OK]をクリックして画面を閉じます。
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不要なフィールドを非表示にします。伸率や累計等は必要があればシート上で計算できるので、国、年、月以外のフィールドは不要です。歯車のアイコンをクリックし、[フィールドの並べ替え]で[ZからAの降順]をクリックします。
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累計、年計、伸率、パス、F2を選択します。「累計」から「パス」までを選択し、さらに「F2」を選択します。「累計」をクリック後、[Shift]キーを押しながら「パス」をクリックし、次に[Ctrl]キーを押しながら「F2」をクリックします。
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フィールド名を右クリック>[非表示]をクリックします。
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データを横方向から縦方向に変換します。「9月」をクリックした後、[Shift]キーを押しながら「10月」を選択し、月の列をすべて選択します。
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フィールド名を変更します。フィールド名をダブルクリックして「ピボットのフィールド名」を「月」に、「ピボットのフィールド値」を「人数」に、「シート」を「年」に、「F1」を「国」にします。
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不要な行をフィルターします。データソースページ右上の[追加]をクリックします。
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[データソースフィルターの編集]ダイアログボックスで、[追加]をクリックします。
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[フィルター]ダイアログボックスの右下にある[除外]にチェックを入れます。
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検索するテキストボックスに「計」と入力し[Enter]キーを押します。
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[すべて]をクリックします。
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「総数」と「NULL」も15~16と同様にチェックを入れます。
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続けて、[OK]をクリックして画面を閉じます。
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キャンバス右上の[抽出]をクリックして、[シート]をクリックします。[保存]を促すウィンドウが出てきたら、保存する場所を指定して抽出ファイルを保存します。
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[シート]に移動して、以下を参考にビューを作成します。
[行] :「年」
[マーク]カードの[色] :「国」
[マーク]カードの[サイズ] :「合計(人数)」