Swift で "関数を返す関数" を定義する

Swift では（例えば JavaScript のように）関数はオブジェクトとして扱えるので、次のように関数を返す関数、というのも定義できる。

手元の Swift のバージョン：1.1

func makeCounter() -> (Void -> Int) {

  var n:Int = 1

  return { () -> Int in
    return n++
  }
}

var count = makeCounter()

println(count()) // => 1
println(count()) // => 2
println(count()) // => 3
println(count()) // => 4

ちなみに { (引数) -> 戻り値の型 in 処理内容 } は無名関数のようなもの（Swift ではクロージャと呼ばれている模様）

また１行目の (Void -> Int) は「引数なし(Void)で戻り値の型Intの関数」を、関数 makeCounter の戻り値の型とする、という意味。説明がややこしいですが..