前置き
「AWS CDK Conference Japan 2024」で人生初登壇しました。
詳しくはこのあたり。
そこで得た教訓と感想を記載します。
教訓は、割と初心者あるあるになっている気がします。
教訓
もっと発表の場数を踏んだ方がいい
発表時、登壇資料の投影どうしよっかなー、画面複製じゃなくて画面拡張でもっていったろ!という、何もわからないながらのノリでやりました。
結果として、スピーカーノート映ってへんけどやるかー。になりました。
ただ、発表練習(後述)をしていたおかげで、スライドを見ながらなんとか発表できました。
結果として、大きめのカンファレンスにいきなり登壇するより、LT会などを通じて、どういう風に画面を表示すると発表しやすいかを試行錯誤する機会をいくつか設けた方がいいです。
さらに、会場によって、登壇者から見た時に、投影されているスライドが見やすい見にくいなどの差異があるので、その差分を吸収できる形がベターです。
モニターチェックには時間をかけた方がいい
起きた現象としては同上。
焦らず、自分が納得できるまで、ある程度の時間を取った方がいい。
オーディエンス有りの発表練習は直前に組んだ方がいい
当日の10日前くらいに、社内で人を集めて、オーディエンスありきの発表練習の機会を設けました。
結果、喋り方・発表のファインチューニングや、レイアウト・構成などの資料の微修正・微調整を行うことができました。
ここまではよかった。
ただ、10日前の早い段階で実施してしまったため、「なんだ、いけるじゃん。」という安心が勝ち、これでいいやという風に資料を大きく見直さないようになってしまいました。
結果として、発表後に、資料の流れとか自分の話したかった事がそもそも抜けていたことに気付きました。
なので、ある程度資料も固まって、日付も近いタイミングでやることをオススメします。
例えば3日前とかがいいんじゃないですかね。
短めの枠で応募する
そこまでコアな話・込み入った話をしないのであれば、基本的に10分で足りる。
応募時に悩んで、15分枠があったら嬉しいけれど無いので20分でいこう!と思ったのですが、これは結果的に失敗だったと思ってます。
手短に話を簡潔にまとめること・時間を巻きで発表することよりも、トピックを広げることの方が難しいです。
シンプルなトピックであれば、短い枠で応募しましょう。
自分の意見や体験を盛り込むこと
概要だけを話してしまうと、どう思ったの?結局どうなの?という感じで、発表内容が薄っぺらくフワッとしちゃいます。
(詳細は、ページ上部のQiitaの記事を参照
発表内容の軸の実際のユースケースや、結論として何を言いたいのか、ということを書いておきましょう。
プロポーザル時点で盛り込めるとベターです。
これを行うことで、懇親会でいろんな人との会話も膨らみ、更にイベントを楽しめ、より多くのコミュニティとの対話が生まれると思います。
プロポーザルに忠実に
当たり前で簡単に聞こえますが、大事です。
プロポーザルを出してから本番まで、時間の変遷とともに、プロポーザルを出した時の意図や想いは薄れていきます。
それらを忘れないようにすること、もっというと、それらをプロポーザル上で明文化しておくことが大事です。
やっていて良かった点
発表練習をオーディエンス有でやっておくと、人のリアクションを見ながら話す練習ができます。
すると、本番の緊張よりも発表することに集中でき、余裕が生まれます。
登壇はいいぞ
発表面白かったですと言ってくださる人がいて、私は嬉しかったです。
普段コミュニティから情報をもらってばかりだった私が、一時的に何かを与えることができたので、少しだけコミュニティに恩返しできたと思っています。
また、自分ではそんなことと思っている内容も、他者から見ると新たな視点になるんだなと感じました。
話してみたい!でプロポーザルを出して、話してみるって大事です。
より多くの人が知見を分け合うことで、コミュニティは維持でき、更に成長することが出来ると考えてます。
また、懇親会での議論も、他の方の視点で出た質問に対して話すことができ、楽しかったです。
初登壇だったので、多少の失敗はあれど楽しかったし、学ぶことが多かったです。
ぜひ若手の人も、登壇にチャレンジしてみたいなと思いました。
(LTからがオススメ
そして、毎週のように登壇している人は本当に凄いなと思います。
ありがとうございました。
2件目も楽しかったです。