ユーザーズガイドの2章に記載されています。
A User's Guide to the Z-Shell
2.1でシェルのタイプとしてインタラクティブシェルとログインシェルの説明があります。「インタラクティブ」とは、プロンプトでコマンドを入力して各コマンドが実行されるのを待つケースです。「非インタラクティブ」とはファイルからコマンドを読んで実行するようなケースです。ログインシェルは、最初にコンピュータにログインするときのシェルのことです。などなど…。
2.1 Types of shell
2.2にすべてのスタートアップファイルについて説明があります。
2.2 All the startup files
- /etc/zshenv
- どのzshでも常に(always)実行される
- ~/.zshenv
- どのzshでもたいてい(usually)実行される
- /etc/zprofile
- ログインシェルで実行される
- ~/.zprofile
- ログインシェルで実行される
- /etc/zshrc
- インタラクティブシェルで実行される
- ~/.zshrc
- インタラクティブシェルで実行される
- /etc/zlogin
- ログインシェルで実行される
- ~/.zlogin
- ログインシェルで実行される
- ホームディレクトリのスタートアップファイルは、
$ZDOTDIR
で設定されるディレクトリにあるスタートアップファイルが優先されます。 - zprofileとzloginはどちらもログインシェルで実行されますが、実行される順序が違います。zprofileはzshrcが実行される前に、zloginはzshrcが実行された後に実行されます。
他にもNO_RCS
の説明やzlogoutの説明があります。
とりあえずzprofileとzshrcに記載すれば問題なさそうですね。