Hopfield networkでやれること
複数の画像をモデルに埋め込むことができる。
- モデルに画像を学習させる
- 学習済みモデルを使って、ノイズありの覚えさせた画像から、元々のノイズなしの画像を復元
例
1. モデルに複数枚の画像を学習させる
2. 学習済みモデルを使って、ノイズありの覚えさせた画像から、元々のノイズなしの画像を復元
ノイズあり画像1(lena.jpgにノイズを加えた後):「noise_lena.jpg」 ↓
ノイズあり画像1(noise_lena.jpg)から復元した画像:「restored_noise_woman.jpg」 ↓
Hopfield networkとは
ニューロン間に対照的な相互作用があるニューラルネットワークである。
例として、2 x 2 の画像を想定する。
各ピクセルがニューロンとなり、ニューロン間には自分以外のニューロンとの間に学習した重みwを設定する。
学習モード(重みの設定)
想起モード(復元)
(例では、閾値θ=0でも想起できた。)
Hopfield network の学習から想起(復元)までのアルゴリズムは、(とりあえず)以上です。
めちゃくちゃシンプルです。
備考
「適当に長い時間」とは?
ここで、エネルギー関数 E を考える。
エネルギーのイメージ図です。 ↓
谷に落ちると、画像がうまく復元できる。(できない場合もある。 -> 局所解)
ボルツマンマシン
Hopfield network は局所最適解に落ちやすい。
よって、この問題を改良したのがボルツマンマシン