iTerm2とzshをインストール
macでは、デフォルトではターミナルというアプリが入っています。
デフォルトの環境だと、bashというシェルがターミナルによって機動します。
今回は、コマンドライン環境としてより使い勝手のいいiterm2を入れます。
機動させるシェルは、zshに変更させます。
zshにする理由は、コマンドラインでの補完処理やテーマなどを変えられるなどの機能が充実しているためです。
環境
- sierra 10.12.1
- MacBook Pro (Retina, 13-inch, Early 2013)
iterm2
iterm2のインストール
- 下記サイトのDownloadからダウンロードしてインストール
http://www.iterm2.com/#/section/home - メニューバーの
Check For Updateをクリックして、最新のバージョンにupdate
設定
- 画面サイズを設定
iTerm2 -> Profile のprofilesのwindowで設定できます
便利機能
- ワンタッチでiterm2を開く
iTerm2 -> Profile のkeysで下記の赤枠部分を設定。
好みでコマンドを設定できます。
- 機動した時に開くディレクトリを設定する。
- 保存したい状態をiTermで作り、保存する。
window -> Save Window Agument - 保存したwindowの状態をデフォルトに設定する。
iTerm2 -> Profile のProfiles
よく使うショートカット
window操作系
-
cmd-n(window新規作成) -
cmd-t(tab新規作成) -
cmd-w(tab削除) -
cmd-d(縦画面分割でtab新規作成) -
cmd-shift-d(横画面分割でtab新規作) -
cmd-z(削除したtabの復旧(5秒以内))
移動系
- cmd-[番号] (指定した番号のtabを開く)
-
cmd-alt-→(右のタブに移動) -
cmd-alt-←(左のタブに移動) -
cmd-shift-[(左のtabに移動(画面分割時)) -
cmd-shift-](右のtabに移動(画面分割時))
便利機能系
-
cmd-f(検索) -
cmd-shift-h(クリップボード機能)
zsh
zshをインストール・設定
- インストール
デフォルトでmacには入っていますが、最新版をインストール
$brew install zsh
$brew install zsh-completions
- 設定
zshをシェルとして開ける様に、
/etc/shellsに/usr/local/bin/zshを追加する
# List of acceptable shells for chpass(1).
# Ftpd will not allow users to connect who are not using
# one of these shells.
/bin/bash
/bin/csh
/bin/ksh
/bin/sh
/bin/tcsh
/bin/zsh
/usr/local/bin/zsh
デフォルトで機動するシェルを設定
$chsh -s /usr/local/bin/zsh
再起動で確認できます。
oh-my-zshでテーマ設定
- インストール
$curl -L https://github.com/robbyrussell/oh-my-zsh/raw/master/tools/install.sh | sh
- 設定
~/.zshrcに設定を記述する。
ZSH_THEME="robbyrussell"
sourceコマンドで設定を再度読み込ませるとテーマが適用される。(再起動するだけでもok)
`$source ~/.zshrc`
- その他環境によっての設定
環境にあったセットアップをする必要がある場合は、他にも追記します。
下記を参考にしてみて下さい。
https://github.com/hkengo/.zshrc/blob/master/.zshrc
参考
http://qiita.com/koh110/items/b7e9471330308fdb7250
https://codeiq.jp/magazine/2014/01/5143/
http://qiita.com/g_ryotaro/items/a45bb061da7684ea24fd