はじめに
VSCodeはマイクロソフトが出しているシンプルで使いやすいコードエディタです。しかも無料である程度のことはできちゃう優れものです。
本記事ではVSCodeを使い始める人向けにインストールしておいた方がいいプラグインを紹介します。
言語設定
Japanese Language Pack for VS Code
VSCodeを日本語で使うためにまずこのプラグインをインストールしましょう。
コードの可視化
Zenkaku
全角スペースを可視化してくれます。全角スペースの仕業でコードが動かなくなってデバッグに困った人には非常に心強いプラグインとなります。以前私もハマったことがあります。
Bracket Pair Colorizer
括弧によって色を変えて表示してくれるプラグインです。括弧が見やすくなるだけではなく、さらに括弧の最初と最後まで下線を引いてくれるので、括弧の中身が追いやすくなります。
indent-rainbow
インデントを虹色にしてくれます。jsonファイルなどが見やすくなると思います。また、Pythonなどはインデントがずれるとエラーになるので、あるととても便利です。
Whitespace+
とにかくあらゆる空白文字を可視化してくれます。全角・半角・タブなど気付くと紛れ込んでしまった(そもそもそうならないのが理想)空白文字が見えるので、バグをあらかじめ防ぐことができます。
Rainbow CSV
CSVファイルを列ごとに色を変えて表示してくれてます。列も行も多くて見づらいCSVを一気に見やすくしてくれるプラグインです。
Prettier Formatter for Visual Studio Code
コードのフォーマットを統一してくれるプラグインです。クウォーテーションやタブ、他にも細かなフォーマットの設定ができます。フォーマットルールを記載した.prettierrcファイルをプロジェクト内で共有することで、開発する際にフォーマットを統一することができます。
Visual Studio Code Prettify JSON Extension
混沌としたjsonファイルを整形してくれます。他にもVSCodeでjsonファイルを整形する方法はありますが、command
+ shift
+ p
で呼び出してprettify jsonと打つと使えるのと、または独自でコマンドを設定することができるので個人的には早くていいかなと思いました。
TODO Hoghlight
コメントにTODOもしくはFIXMEと記載すると強調してくれます。どの作業をすればいいのかが一目で見やすくなります。TODOとFIXME以外もハイライトするよう設定することも可能です。
バージョン管理(Git)
GitHub Pull Requests and Issues
VSCodeとGitHubを連携させることができるプラグインです。コミットやプッシュ、プルリクの作成など基本的な操作からissueの作成なども可能です。GitのCLIでの操作に慣れない人はまずはこちらをインストールすると良いと思います。
Git Lens
コミットやファイルの変更履歴が簡単に把握できるとても便利なプラグインです。コミットごとにファイルが表示され、そこから差分表示に簡単にアクセスできるので、チーム開発の際にとても重宝しています。
Git Graph
Gitのコミットグラフを美しく表示してくれるので、ブランチ全体を俯瞰するのにとても便利です。親ブランチがどれか分からなくなった時や誰がいつどのブランチからどのブランチに何をマージしたかを知りたい時に便利です。
まとめ
プラグインがあるのとないのでは開発の効率が全然違います。
最低限これはあった方がいいと思うものを記載しているので、開発言語によってその他必要なプラグインは適宜入れていってもらえると幸いです。