はじめに
新卒入社で熱意溢れていた頃、色んな本や記事、雑誌を読み漁っていました。
その時、メモ帳にまとめていたものを体裁整えて、Qiitaに投稿します。
企画提案書の構成案
1. はじめに
企画への熱意をアピール
2. テーマ
何に取り組むのか
3. 背景
なぜ取り組むのか?現状分析結果などから裏付を行う
4. コンセプト
何を目指すのか?この企画によって誰にどのような価値を、どのような形で提供するのか
5. 実現イメージ
どうなるのか?この企画が実現するもの、仕組み、状態とは何か
6. 予測される効果
何が得られるのか?定量効果と定性効果は何か
7. コスト試算
何が必要か?人、モノ、金の観点で。実現可能性はどうか
8. スケジュール
活動期間はどの程度か?スケジュールの実現可能性はどうか
9. 終わりに
熱意を再アピールし、承認のお願いを念押しする
つくりかたのノウハウ
(1)最初にはっきり結論を書く
最も重要である結論をまず書く。
課題そのものを捉えなおす作業も行うべし。
例えば「若年層顧客を取り戻す」ことが、「3年連続赤字」という問題の解決になるのかを分析する。
分析した結果、もし解決に繋がらないのでれば、課題を再設定する。
(2)比較データは強調する側を大きく
データをグラフで出す場合は、強調したい方を大きくするなどの工夫を。
効果的に印象づけることができる。
(3)「仮説」と書いて言い切る
相手に「できる」という意思を伝えるために、「~と思う」という表現を避けて言い切るべき。
確証が取れない場合は、「現在の仮説」と断った上で言い切る。
(4)イエスとノーをはっきりさせる
「何をやるか」だけでなく、「何をやらないか」も書く。
(5)具体的な解決策も簡潔な個条書きで
解決策も箇条書き3つ程度でわかりやすく書く。
だらだらと書いても相手の心には刺さらない。
(6)相手が好みそうな言葉はあえて避ける
どのようにでも解釈できる抽象度の高い言葉は避け、できるだけ具体性を持った表現を使う。
業界的にクライアントが好みそうな表現はあえて避けることで、解決策がはっきり伝わるようにする。
流行しているだけのフレーズや、具体性のないカタカナ言葉の羅列は本質的な解決策にはつながらない。
(7)プランは一般論より、より現実的に
問題解決のためにコラボしたい企業などの具体的な名前を盛り込んでおく。
そうすることで見た側も次のステップに進みやすく、現実的な戦略もイメージしやすくなる。
(8)どう攻めるか明確にする
大きな目標を掲げるほど、実現は難しくなる。
どこの部門の、誰が、何を、どの順番で、いつまでにやらないといけないかを可能な限り具体的に書くことで実現へのステップを示す。
次にどう攻めるべきかが明確になっていないと議論も巻き起こらない。