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オンプレエンジニアSES歴5年の私がクラウド系受託企業に転職するまでの過程

Last updated at Posted at 2021-12-30

2021年12月にオンプレメインのインフラエンジニアからAWSエンジニアに転職しました。

SESメインで5年ほどインフラエンジニア(オンプレサーバ)です。開発もしくはAWSエンジニアを目指して転職活動をしました。振り返りと、似たような境遇の人の参考になることを願い、投稿します!!

以下あくまで私の所感であることをご留意ください。

まず結果からいうと、開発にはいけなくもないです。ただしSESだったり、年収をそれなりにもらえてるエンジニアだと年収ダウンは要覚悟です。AWSならそこまで年収も落とさずにSESからのキャリアップが望めます。

○:いける △:いけるかも ×:厳しい
SES  開発△ AWS○ ※開発は年収ダウン
受託  開発× AWS○
自社サ 開発× AWS△

なんでこういう結果になったのかっていう考察を以下に記載していきます。

自分のステータス

私の情報がわからないと話にならないので書きます。

■SES
大手の企業が多かったです。まさにウォーターフォールな現場がほとんどでした。

・金融系:システム保守/半年
・ネットワーク印刷機:システム保守/1年
・大学の情シス:システム保守/1年
・建設業の社内システム:データ移行/半年
・官公系:システムリプレイス(設計/構築/保守)/2年

■その他自社でやったこととか
SESと並行してやってたのでとても大変でしたが、ここが+αでのびれたポイントでもあります。

・Web周りのインフラ(AWS、ドメイン管理)
・オンプレ環境の構築
・既存開発サイトの保守
・Office365への移行
・動画制作(FinalCut)
・顧客フロント対応

また転職にむけて、友人からフロント系の開発案件に半年ほど携わらさせてもらいました。
↓当時のGitHub Contributions
スクリーンショット 2022-01-09 15.59.17.jpg

■スキル
5年前に予想していたスキルレベルはこえましたが、いざなってみると色々足りなさもあって、もっと専門性を伸ばしたかったなと感じました。

※★☆☆:1年以下 ★★☆:3年以上 ★★★:5年以上
・オンプレ(OS導入まで)★★☆
・ネットワーク★☆☆
・OS★★☆
・仮想(VM、HV)★☆☆
・AWS★☆☆
・DB★☆☆
・ミドルウェア全般★★☆
・コーディング★☆☆

■年収
1億。うそ。知り合いがたくさん見てるので詳細は秘密だけど、SES、自社受託、管理職といろいろやってたので、世の中の水準よりも多く頂けている方でした。前職における評価と待遇には本当に感謝しております。

いざ、転職活動へ

転職活動は仕事をしながら半年くらいかけてじっくりやりました。ターゲットは開発・インフラの自社サービスもしくは受託サービスの企業です。私はオンプレよりのサーバエンジニアだったので、まだサーバでくくれるクラウドはまだしも、開発は畑違いの転職ということになります。なので、年収は15%くらいまでのダウンを許容しました。

利用した転職サイト
上からよく利用した順です。とりあえず登録すると、捌き切れないほどの直オファーが来ます。

①Wantedly
企業様から直メッセージがきます。一番話が早いです。

②Green
オファーがくるので、こちらが希望を出せば企業からメッセージがきます。①と同じように直でメッセージがくることもあります。最終的にここで決まりました。

③Findy(マッチング)
②とほぼ同じです。直メッセージはあまりありません。ここは「ハイレベルな人材」をうたってます。

④リクルートエージェント、ギークリー
募集が多すぎるのと、応募までが手間だったのですぐやめました。①〜③でオファーくるなら、エージェント系は使わなくていいかなと思います。担当してくれた方、ごめんなさい。応募を止めるときはちゃんと伝えましょう。

内定までの流れ
①直オファー
登録当初と、あとは更新をこまかくかけてればバンバンきます。半年で100以上は間違いなくきてました。

②カジュアル面談
書類選考の前に軽くお話させてもらえます。20~30社くらいやりました。いろんな企業からいろんな話がきけるので、この辺りでもう既に世界が広がってる感覚を持てます。

③書類選考
10社くらい出しました。7割くらいは通った印象です。

④1次面談
ここで半分くらい落ちました。オファーしてきているとはいっても、やはり普通に落とされます。

⑤2次面談→内定
2次で落ちたところはなく、残りは内定を頂けました。

面談のポイント
上から順に面談でよく聞かれた内容です。これらが深堀されます。これまで何をやってきて、これから何ができるのか? をいかに高いレベルで確立できているかが重要だなと感じました。

①転職理由
②自分の将来像
③なぜその企業に入りたいのか
④過去の実績例
⑤今後やってみたいこと
⑥自分の強み
⑦仕事で重んじていること、またその実例

最後に

やっぱり転職はおすすめです。キャリアップという意味でももちろんそうなのですが、こうやって自分の棚卸しができたり、そして何より新しい環境で新しいシステムに携わるというのがとても良いです。最初はもちろん大変ですが、後々トータルでみたときに得るものが圧倒的に多いです。また、働き方の体系がよくなれば裁量の大きくなる可能性が高くなることも大きな魅力ですね。

私が転職した先ではハイスキルの人たちや、周りの会話もいままでになかったような進んだ会話がよく聞こえてきます。今は自分が望んだ環境に飛び込めたことを強く実感してます。生きてる世界がかわった感じがしました。

私と同じような境遇で悩んでる人がいたら、その助けになる記事になれば嬉しいです。迷ったらまずは行動してみるといいです。転職サイトの登録からカジュアル面談までやってみるといろいろ見えてくるものがあるはずです!!

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