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AWS クラウドプラクティショナー試験に合格するまで

Last updated at Posted at 2021-07-06

AWSクラウドプラクティショナーの試験に合格しました。合格までの道のりを記述します。

###概要
・AWSの中級の試験で、アーキテクトの他にはデベロッパー、運用と全3種類ある。

・受験料は11,000円
・試験時間は90分
・出題数65問
・合格は100~1000点間で700点以上(おおよそ7割以上)
・受験はビアソンかPSI(オンライン受験可能)

###予備知識
AWSへの移行や、既存AWS環境の保守などを片手間レベルでやったりしてたので、若干知識はありました。EC2、RDS、ELB、S3等主要なシステムはざっくり把握していた感じです。

###勉強期間
勉強期間は約1ヶ月で、毎日1時間程度、土曜はちょっと多めに。平日はできない日もあったりしたので、最終的なトータル時間は20h~30h程度だと思います。

###教材
①徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト教科書
<img src="https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/984662/4e25a77c-346a-28fd-1ed9-bac1e73ca325.jpeg"![512lfKHsI+L.jpg](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/984662/b77c6611-ec65-c047-4310-0ecfb2416fb2.jpeg)
width=20%>
これは試験を考える前に読んだ本です。オールカラーで図も多く、すごい読みやすいです。AWSの入門書としてはベストな一冊です。私は2周読みました。

②AWS認定資格試験テキスト

この試験の定番のやつです。①の参考書よりもより踏み込んでこの試験に近づいた内容が記載されています。ボリュームもそここあって全278ページ。これも2周読みました。

③Udemy「この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集」
https://www.udemy.com/course/aws-4260/
試験の問題集です。基本2種、応用3種の構成でそれぞれ65問あります。基本と応用①は3週、応用②、③は2週だけしました。全部70%以上とれるところまで仕上げました。

###学習の流れ
①「AWS仕組みと技術がしっかりわかる教科書」の読み込み
とりあえず触りとしてこれをやりました。この参考書に限ったことではないですが、重要なのは考えながら読む事で、常に疑問を持ってそれを解決しながら読み進めました。その過程で「AWS仕組みと技術がしっかりわかる教科書」にもどったり、ググったりすることも頻繁にやりました。システムなのでやはり図を読み解くと頭に入るなーってのが今回の印象です。

章末の問題ですが、難易度としてはやや高めに設定されていると思います。これが初見で全部とけるなら十分合格レベルできるです。

②Udemy
基本①をやる→もう一回基本①をやる。これと同じことを応用③までやりました。2回目はそれぞれ80%以上はとれるようにしています。

ここで重要なのは参考書を読むときと同様で、解答を突き詰めることです。自分の中で消化できるところまで解説を読んで、ここでも参考書にもどったり、ググったりしてます。また、わからない単語も多数あったのですべてメモに残しました。

③参考書に戻る
ここで改めて全体像を把握したくなったので、「AWS仕組みと技術がしっかりわかる教科書」と「AWS認定資格試験テキスト」を再度読み直ししました。

④再びUdemy
基本①と②と応用①をやりました。②Udemyから1週間以上時間があきましたが、それぞれ70%以上とれました。

###試験
①申し込み(試験2週間前くらい)
試験はピアソンで申し込みました。1週間くらい先だとあんまり空きがなかったので、最低でも半月くらい前までには申し込んだほうが良さそうです。私はオンラインだったので、事前準備として専用アプリをダウンロードして端末のチェックを事前に行いまいした。

②受験当日
30分前から試験にチェックインできます。その後、スマホで本人確認、試験官と日本語チャットでやりとりしながら部屋のチェックがありました。部屋には本棚や、PC、ディスプレイ等いろいろありましたが、指摘されることはありませんでした。デスク周りはすっきりさせておいたので、デスク周りさえ整っていれば問題なさそうです。

③受験
一周してから十分に時間があまっていたので、その後見直しで数問修正しました。2週目になって冷静になってみるとやっぱりこっち!ってのがけっこうあるのでやっぱり見直しは重要です。見直しを終えた後、7割いった感じがしなくて落ちたかなって思ってました。試験直後に結果が出て、合格でした。

問題の傾向としては、AWSの概念、DBまわり、監視系、ネットワーク、セキュリティ、コンプラあたりがよく出たように感じます。反射的に答えられる問題が3割、考えて答えられる問題が4割、これわかんないかもって問題が3割って感じでした。資格試験の定番ですが、知らない単語ももちろんでてきたりしました。

###どこまでやれば合格できるか
これが受験者の一番気になるところだと思います。私の所感としては、Udemyベースでいうと基本①、②レベルを完璧にしておけば合格の土俵にたてると感じました。プラス保険をかけるために応用を上乗せしておくという感じです。また、Udemyで出た単語の出現率が非常に高かったので、Udemyで出題された問題の単語を押さえておくことも非常に重要なポイントになります。

###さいごに
この資格学習をしたことで、AWSにどんなシステムがあるのかを一定レベルまで把握することができました。また、何よりこのシステムはこういう導入の仕方をしたほうが良いという設計段階の思想を学べたのが非常に大きいです。無事合格できてよかったです。この記事を見てくれた人が合格することを祈っております!!

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