Certified Kubernetes Security Specialist(CKS) に合格しましたので、受検記録を投稿します。
受検までにやってたこと
KodeKloud
CKAD, CKA では Udemy で講座を受けていましたが、同じ講師の方が自身でラーニングプラットフォームを展開するようになりました。
そんな KodeKloud というサブスクリプション型のサービス内の CKS 対策コースを中心に勉強していました。
Killer.sh
CKA/CKAD/CKS の受検資格を購入すると、2回分の Killer Shell での模試がついてきます。
Killer Shell の模試は本番より難しく設定されているので、これを完璧にすればほぼ安心といったところです。
本番は2時間で15~6問の設問ですが、こちらは2時間で22問くらいあり、時間的にもかなりタイトになります。
先達の記事
特に以下の記事にお世話になりました。公式で提示している試験範囲は結構ぼんやりとしていて「結局何ができるようになればいいのか?」が分かりづらい部分があります。そういった部分を補完する意味合いでとても役に立ちました。
受検環境
2年前と大きく変わったのが試験環境。
2年前はブラウザ上にターミナルが表示される形でしたが、昨年からブラウザ上にLinuxの仮想デスクトップが表示され、公式ドキュメントの閲覧やメモ、ターミナルといった全ての操作は仮想デスクトップ内で行うものとなりました。
そのため、かつてやっていた公式ドキュメントの便利ブックマーク作成は意味をなさなくなりました。
他にも、
- 仮想デスクトップであるがゆえのラグ(耐えられないほどではない)
- コピーペーストのクセ(macの場合
cmd+C/V
は使えずctrl+shift+C/V
となります) - 1画面に問題が表示されるカラムと仮想デスクトップのエリアを表示するため、画面が小さくなる
- ブラウザも小さくなるためドキュメントが見づらい
といったやりづらさを感じました。
とはいえ、以下のようなメリットも感じました。
- 仮想デスクトップではアクセスできるウェブページが制限されている(らしい)ので、公式ドキュメント内のリンクからうっかり開いてはいけないページを開くなどといった事故がなくなる
- デスクトップなのでターミナルのウィンドウを複数開ける
ほか、差分については以下の記事が詳しいです。
結果
76点で合格。CKA, CKAD の時と比べると低い。
感想
CKA, CKAD とに比べ、System Hardening やコンテナランタイム、コンテナの脆弱性など、Kubernetes 以外の部分も多く含まれるため、試験対策は結構ハードな印象を受けました。
合格という観点では、KodeKloud の講座を一通りさらって、Killer Shell の模試で実践していけば合格はすると思いました。逆に言うとそこまでやらないと安定したラインには行かないかもな...という感じ😇
CKAの取得から2年開けてしまったので、来年CKA, CKADがexpireします。気が向いたら再認定するかも。