L2スイッチとは
MACアドレス
を基に通信を中継する機器です。
OSI参照モデル
のレイヤ2(データリンク層)までを扱う事が出来ます。
MACアドレスとは
NICに割り当てられた物理アドレスです。
同ネットワーク内の通信で利用されます。
Packet Tracerを使用して、実際に検証
目的は同ネットワークの通信を中継する事とし、下記構成で検証します。
L2スイッチは、MACアドレステーブル
を基に通信の中継を行っています。
ただし、MACアドレステーブル
に相手側のMACアドレス
が記載されていない場合は、全ポート(受信したポート以外)からデータを送信します。
これを、フラッディング
と呼びます。
現在のL2スイッチが保持しているMACアドレステーブル
は、下記のようにMACアドレス
の情報を何も保持していない状態です。
MACアドレステーブル
Switch#show mac address-table
Mac Address Table
-------------------------------------------
Vlan Mac Address Type Ports
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上記の状態で、192.168.0.1/24
から192.168.0.2/24
にpingを飛ばしてみます。
初回は全ポートから送信している事を確認出来ます。2回目は192.168.0.2/24
に送信しています。
上記の通信を終えた後に、MACアドレステーブル
に送信元/送信先の情報が反映されている事を確認しました。
Switch#show mac address-table
Mac Address Table
-------------------------------------------
Vlan Mac Address Type Ports
---- ----------- -------- -----
1 0000.5e00.5300 DYNAMIC Fa0/2
1 0000.5e00.5301 DYNAMIC Fa0/1
実際にスイッチ触る機会ない為、いい勉強になりました。
簡単な検証ではありますが、これで終了です。