ルーターについて
複数のネットワークを繋げてくれる機器です。
ルーターを使用する事で、異なるネットワークでも通信する事が出来ます。
OSI参照モデル
のレイヤー3(ネットワーク層)で扱われます。
デフォルトゲートウェイについて
外部ネットワークに通信する際の中継先となります。
内部ネットワーク内に宛先が存在しない場合に、デフォルトゲートウェイ
に通信が転送されます。デフォルトゲートウェイ
を経由して、外部ネットワークとのやり取りを行っています。
Packet Tracerを使用して、実際に検証
目的は外部ネットワークの通信する事とし、下記構成で検証します。
※ルーター以外の設定は既に完了しています。
ルーターにIPアドレスの設定を行います。
下記のようなコマンドを実施します。(GigabitEthernet0/1も同様に実施)
IPアドレスの割り当て
Router>enable
Router#configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
Router(config)#
Router(config)#interface gigabitEthernet0/0
Router(config-if)#ip address 192.168.0.254 255.255.255.0
Router(config-if)#no shutdown
Router(config-if)#
%LINK-5-CHANGED: Interface GigabitEthernet0/0, changed state to up
%LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface GigabitEthernet0/0, changed state to up
上記設定後に、外部ネットワークに通信出来る事を確認致しました。
うまく設定出来ていない場合は、外部ネットワークと通信出来なかったです。
例えば、デフォルトゲートウェイの設定がうまく行えていない場合は送信先が見つかりませんでした。
今回pingコマンドで疎通確認を行いましたが、ターミナル上ではTimeoutと表記されておりました。