🎮 クラスでピカチュウを大解剖しよう
Javaを勉強すると、クラス、オブジェクト、インスタンス、、、、
正直訳が分からなくなり、挫折しそうになりますよね。
こうなったら、1つずつ整理していくしかない!
大好きなポケモンと一緒なら、乗り越えられるはず!!
今回は『 クラス編 』いってみよう~
目次
- クラスとは?
- クラス名の命名ルール
- クラスとファイル名の関係
- クラスの内部構造
- 実際にピカチュウクラスを書いてみよう
1. クラスとは?
クラスとは、簡単に言うとまとめて使いたい情報や命令を1つにまとめたものです。
身近な例:携帯電話:電話機能、カメラ、ゲーム、財布など本来バラバラなものが1つに!
⇒ これがクラス!!使いたいときに、ほしい処理がすぐ出てくるかんじ!!
私はピカチュウが大好きなので、ピカチュウを1つにまとめます!! ⇒ え!?(o´艸`)
例:Pikachu
クラス
- 情報:「ピカチュウの名前」「HP」「タイプ」
- 動作:「攻撃する」「技を使う」「鳴く」
2. クラス名の命名ルール
クラス名の命名規則があります!
-
基本ルール:
-
大文字で始める 例:
Pikachu
,Pokemon
,Trainer
など
⇒ 複数の単語を繋ぐときは、それぞれの単語の頭文字を大文字にするとGood!
例:PokemonBattle
,PikachuEvolution
など
-
大文字で始める 例:
-
数字と記号の扱い:
-
数字
- クラス名の最初に数字を使う ・・・✖
- クラス名の最初以外に数字を使う・・・〇
例:Pokemon2
,Pikachu3
-
記号:
- クラス名に記号(例:
@
,!
,$
,%
) ・・・✖ - 右記記号のみ可(例:
_
(アンダースコア),$
(ドルマーク))・・・〇
(しかし、推奨しない)
- クラス名に記号(例:
-
予約語:
- javaで使用されている文字列(if, else, while, for,...) ・・・✖
-
数字
3. クラスとファイル名の関係
ファイル名のつけ方にもルールがあります ⇒ クラスの種類によって変わる!
-
public
クラスの場合- クラス名・・・
public class Pikachu
- ファイル名・・・
Pikachu.java
⇒ クラス名 = ファイル名 ※完全に一致
- クラス名・・・
-
public
クラスではない場合- クラス名・・・
class Pikachu
- ファイル名・・・
Pikachu.java
,Test.java
など、なんでも可
⇒ クラス名 ≠ ファイル名 ※一致しなくてよい
- クラス名・・・
4. クラスの内部構造
クラスの中には、フィールド(属性)とメソッド(動作)が含まれます。
-
フィールド(属性):クラスがもつ情報のこと
例:Pikachu
クラス・・・name
やhp
など -
メソッド(動作):クラスがもつ動作のこと
例:Pikachu
クラス・・・attack()
攻撃、cry()
鳴く -
コンストラクタ:フィールド(属性)の初期化を行う特別なメソッド
- クラス名と同じ名前。最初に1回だけ呼ばれる。
⇒細かい話は別の機会で!
5. 実際にピカチュウクラスを書いてみよう
これまで説明した内容を元に、実際にPikachuクラスを作成してみましょう。
public class Pikachu {
// フィールド(属性)
String name = "ピカチュウ";
int hp = 100;
// メソッド(動作)
void attack() {
System.out.println(name + " 10万ボルト");
}
// メソッド(動作)
void cry(){
System.out.println("ピカ〜〜ッ!!");
}
// コンストラクタ
Pikachu() {
}
}
あとがき
ここまで読んでくれて、本当にありがとうございました。
「プログラミングって難しい…」って思ってた人も、
「ちょっと楽しいかも…!」って思ってもらえたらうれしいな。
次の投稿も、よろしくおねがいします。
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