tmuxinatorをmacで使ってみる

概要

tmuxinatorを使って__複数のアプリのログを１つのウィンドウに分割して表示__するのが便利そうだったので、まずtmuxinatorの構築だけやってみました。（今回ログ流すところまではやってない）
公式のドキュメントやネットで調べただけだとなかなかうまくいかなかったので備忘録。
※home配下にyml作るパターンが多そうですが、今回は任意のディレクトリにymlを置くパターンでやってます

構成イメージ

target_projects/
├ frontend_app/ 　#今回は使いません
├ backend_app/ 　#今回は使いません
├ .tmuxinator.yml 　#今回追加していく
└ .tmux.yml 　　　#今回追加していく

準備

tmuxinatorの準備

brewでの手順です（gem使う場合は公式ドキュメント参照）

brew install tmuxinator

export EDITOR='vim'

任意のディレクトリ（今回はtarget_projects/）にて

tmuxinator new --local .tmuxinator

vimが立ち上がったら下記を変更（カレントディレクトリの.tmux.confを使うための変更）
:wqで閉じると同ディレクトリに.tmuxinator.ymlができてます（※隠しファイルのため注意）

.tmuxinator.yml

+ name: hoge
- name: .tmuxinator
+ root: .
- root: ~/.
...
+ tmux_options: -f .tmux.conf
- # tmux_options: -f ~/.tmux.mac.conf

ちなみに今回windowsの設定は一旦適当なものを設定しました

.tmuxinator.yml

windows:
  - editor:
      layout: even-vertical
      panes:
        - vim
        - vim
  - editor_solo: vim

.tmux.confの用意

次にウィンドウ切り替えをマウスのクリックで行うための設定

vi .tmux.conf

.tmux.conf

set-option -g mouse on
bind -n WheelUpPane if-shell -F -t = "#{mouse_any_flag}" "send-keys -M" "if -Ft= '#{pane_in_mode}' 'send-keys -M' 'copy-mode -e'"

実行

任意のディレクトリ（今回はtarget_projects/）にて

tmuxinator start .

この画面下部の「1:editor_solo」をマウスでクリックすると画面が切り替わります

停止

任意のディレクトリ（今回はtarget_projects/）にて

tmuxinator stop .

最後に

よくあるのはhome配下（~/.config/tmuxinator/hoge.yml、~/.tmux.conf）にそれぞれ作るパターンみたいなのですが、今回の用途だとプロジェクトフォルダを作ってそこにソースと今回のymlファイルをまとめたく、このような構成になりました。
ここまで構築できれば、あとは実際のログ見るコマンドを設定するだけです。
目的に合わせて使っていければと思います。