概要
EC2(Windows)上にSteamとparsecを入れて手元のMac等からリモートデスクトップでゲームができるようにした際のメモ
主にこちらの記事を参考にゲーミングサーバーを作ってみた際に追加でやった作業などです
https://dev.classmethod.jp/articles/parsec-gaming-on-aws/
最終的に手元のMacbook ProにDual Shock4を繋いでコントローラーでゲームするところまで行きました。
追加でやった作業やメモ
EC2起動時
- g4ad.xlargeのWindows Serverは2019で構築
- 恐らく2022でも行けるが https://github.com/parsec-cloud/Parsec-Cloud-Preparation-Tool では対象のリストにないため
- EBSは一旦100GBでいいがゲームによってはぎりぎり
- Death Strandhingダウンロードしたら残り8GBくらいになった
- スポットインスタンスで構築
- コスト削減のため。めったに突然停止するものじゃないので問題なし
- 終了時の動作を停止にする
- インスタンスは永続で作成
- これであとは普通に使う時にインスタンス一覧から開始、止める時は停止でok
ホストマシンにparsec導入時
- コマンド流した際にどうも失敗することがあったのでその際はサーバー再起動してコマンド流しなおす
- それでもダメな時はインスタンス構築からやり直す
- parsecアプリをクリックしても起動しない際はサーバー自体の再起動を試みる
- parsecの設定変更したい時とかに
- ただそれ以外はインスタンス開始するだけで自動でparsec起動してるので、そのままparsecクライアントからログインできる
- 音が出ない問題はこちらを参考に設定する
- コントローラー認識しない問題はこちらを参考に設定する
- Administratorのパスワード変更しておく
- デフォルトだと長くて入力辛いので、普通にwindowsの設定アプリからadministratorユーザのパスワード変更をしておく
コストについて
- オンデマンドインスタンスだと100円/hくらい(その時の為替による)
- スポットインスタンスだと半額くらい
- EBSの料金
- インスタンス停止してる間もEBSの料金はかかる
- 100GBくらいで月1500円強とか?
- ネットワーク
- 何気にEC2からインターネットへの通信量がある(EC2のメトリクスから確認)
- 月100GBまでは無料だが日に数時間やると超えそうなので一応注意
備考
- インスタンス削除時はまずスポットリクエストをキャンセルし、次にインスタンスを終了する
- ネットワークが良く数十GBあるゲームのダウンロードも早いので、しばらく使わない場合はサーバー削除して再度構築した方が経済的