前回、iPadのOSアップデートをブロックする方法ないの?では、OSアップデートさせたくなくてブロックする手段がほしくて、MDMから一定期間延期するするという方法等をまとめてみた。13の時は iPadOS のリリースとその対応でヤキモキしたけど、もう13リリースされて半年以上経った。
今回は「組織内に上がっていないデバイスがあるとバージョン違いの問い合わせも増えるし、もしやっていない人がいる場合には強制アップデートさせたい」というシナリオ。
というわけで、Intune で iOS / iPadOS を強制アップデートする方法しらべてみた。
MEM管理センター
Azure Portal でもまだいけるけど、8月にはMEM管理センターに移行されるらしい。私自身が慣れるためにも、こっちでベースで書きます。
※ Microsoft Endpoint Management 管理センター
MEM = クラウドベースのIntune + オンプレベースのSCCM、の両方をWebから一元管理できる、って捉えてる。
ポリシーの作成
MEM https://endpoint.microsoft.com/ を開く。
デバイス - iOS または iPadOS のポリシーの更新 - プロファイルの作成 を選択
スケジュールは、曜日別で時間帯で設定できる。
たとえば、月曜は会議が多いので、強制の曜日から除外する、なんてことも可能。
対象グループ割り当てて、完了!
注意点
自動でアップデートを強制する、だけです。
手動で実施すればアップデートできるし、アップデートをブロックさせる、という使い方はできない。
まとめ
できれば、組織内デバイスはできれば最新メジャーバージョンあるいは、それの1つ前以上がベター。というか、それ以前はサポートされないし。
13では、200MB以上のアプリや更新が、LTEでもできるようになっている。(WiFiが必須じゃない!)アプリのバージョンが古いとサービスに接続できなくなるケースもある(OutlookアプリでOffice365のメールに接続できないとか)
なので、アップデートを強制するためにも13以上が望ましいかな。