前々から、IE限定アプリだの動作保証はIEだけはやめて、マルチブラウザ対応が推奨されてる。MSは当然だがEdge押し。そんなさなかに話題になった記事が出た。
https://japanese.engadget.com/2019/02/08/internet-explorer-ie/
記事自体は今更な内容なのでいまさら何を、感。しかしOffice365では唯一、「OneDriveをエクスプローラーで開く」という機能だけはIEでないと使えない。と、そこからOneDriveをどのアプリから使うか、について自分なりにまとめてみた。
- ブラウザ利用
- エクスプローラーで開く
- OneDrive同期クライアント
- OneDriveアプリ
-
ブラウザで利用
まんま、ChromeやEdgeなどで利用する。
〇 全部web上で完結するので追加のアプリインストールは一切不要
〇 共有する際の選択肢も豊富で、ファイルの移動・コピーは高速。
× クライアント上にファイルはないのでファイル編集や保存などはもっさり感。 -
エクスプローラーで開く
ファイル操作用のエクスプローラーで、OneDriveを利用する。
〇 アプリのインストールは不要
〇 ユーザーにもなれたインターフェイス。意外にレスポンス悪くない。
× Windows+IEでないと使えない。共有操作はあきらめる必要あり。 -
OneDrive同期クライアント
いわゆるレガシーなOneDriveクライアント。365からダウンロードするかProPlusでインストールするアレ。
〇 クライアントにファイルを保存するので高速。勝手に同期してくれる。
〇 フォルダ指定して同期させることも可、同期してないファイルも表示可。
× 全フォルダ同期だとPCのストレージ食いつぶす恐れあり。 -
OneDriveアプリ
ストア版OneDrive(マイクロソフトストア・AppStoreなど)。
〇 ブラウザ版よりもシンプルなインターフェイス
〇 オフラインモードも可
× Windows版だとフォルダ指定のオフラインモード使えない。(iOS版だとできるのに…)
■まとめ
リテラシーが高い方、PCのスペックに十分余裕があれば、お好きにどうぞといえるのだけど
同期クライアントはあんまりお勧めしづらい。同期できるのだが、理解しているユーザーでないと「便利じゃーん、全部同期しようぜ!」とかやって、PCのストレージを食いつぶしてしまう可能性あり。
後の3つは目的によりけり。基本はブラウザ利用。デバイス選ばないし、いつでもおなじ。
でも、毎回ブラウザ開いててOneDriveのURL開くのって、ちょっとしたことだけど頻度が高いとストレスになる。モバイル使っているユーザーなら、OneDriveアプリ使っていればインターフェイス上の抵抗はすくないはず。
ファイルサーバーメインで使っていると、エクスプローラーで使えると意外とよろこばれる。通常のOffice365利用にIEは、重いしメール書いてて崩れたりするし、ひどいもんなので絶対おすすめしないけど。webストレージになれてたら、この選択しは不要。
というわけで
- 基本はブラウザ利用で
- モバイルで使っているユーザーが多いなら、追加でOneDriveアプリ
- ユーザーにOneDriveへのハードル下げるならとりあえず、さらに追加でエクスプローラーで開くを伝える
ってのが個人的にはおススメです。