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初めてウェビナーやってみて得られた知見

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コロナウィルス対応で、いままでオフライン+補完的にオンラインで配信していたOffice365の社内向け勉強会を、フルオンラインで開催することになった。

説明する側で一番気になるのは、参加者の反応。表情、目線、キーボードをタッチしている手。ウェビナーだとこれが全くない!

直近で参加した第29回 Office 365 勉強会に、オンラインで参加者したんだけど、参加者の反応や意見(チャットや声)を聴きながら進めるスタイルをとても気に入った&参考になったので、思い出しながら準備・開催してみた。

事前アンケート

開催前にアンケートをしてみた。全員に知ってほしい「〇〇やってますか」に対して、はい/いいえの2択を何問か。
参加者のスキルを把握して、説明会のレベル感や重点ポイントを押さえるのに役になった。

事前アンケートがあると、参加する方も「アンケート項目にどう答えたか」に対して課題持ってくれるし、これがあると説明会中の話題としても使える。

開催前

時間の少し前にスライドを一枚。参加するにあたってのお願いを記載しておいて、それから冒頭でも確認を促した。

マイクはミュート、チャットウィンドウオン、可能ならカメラをオン、という3つだけ。それだけ!?という感じだけどやってほしいこと試してもらうのには、ちょうどいい。
あと、開催前に事前アンケートまだの方は回答お願いします!と案内しつつ、チャットでもURLを案内。それから何かあれば途中でもチャットで質問くださいね、と案内。

参加者の表情が見えるわけでもないし、マイクミュートだから声もない。フィードバックをもらうにはチャットなので、チャットウィンドウを開いておいてもらう。事前にやっておけば、打つだけだし。ほんのワンクッションだけど、これは今後も使いたい。

説明会中

途中で、事前アンケートの結果を画面に表示しつつ、アンケートの項目について質問を振ってみる。

「これ、みなさんしってますか?やってますでも、わからないでもいいです、チャットに書いてみてください」

と話したら滝のように流れてくる。時々、コメントを読み上げたり、いいね!をつけたり。感覚的には参加者の半数はチャットで回答してくれた。

この質問を振って、チャットに書いてもらうように促すまでと、促した後ではガラッと変わった。いままでは質問が1つも出なかったのに、これ以降は質問してくれる人が出てきた。いきなり質問は難しいけど、一度チャットで書いてもらうとハードルが下がるんだと思う。

説明会冒頭にチャットで書いてもらうハードルを下げるために、一言書いてもらう(おつかれさまですー、でもいい)と早い段階で引き出せたかも。これが次回はやる。

説明会後

説明会の最後に、出欠確認兼ねてアンケート。Office365ならもちろんFormsで。アンケートかいてもらったら退出OKと話しして、質問ある方チャットでどうぞ、と案内。

Formsはライブで結果が集計されるので、結果を画面共有しつつ、アンケート結果を見ながらコメントする。参加された方にも結果URLをみえるようにしているけど、やっぱりその場で一緒に見ていただけるのは大きい。

その横でアンケート回答終わったら方から挨拶や、質問が。チャットを読み上げたり、質問に回答したり。質問に、いいね!がつくとそれを読み上げたり。普段のオフラインの説明会よりも質問が多く出た。意外な効果だった。

次回にやってみたいこと

Office365勉強会もそうだけど、私が参加している勉強会ではSli.doを使っているケースが多い。匿名で質問をあげられるので自由に質問できるし、事前に質問もできれば説明会最中にも質問できる。でもって、いいね!をつけられるので、「誰かの質問」ではなく「みんなの質問」になる。

Office365だけで似たようなこと実現できないかな・・・と考えてみたけど、質問者の名前が見えていいならカスタムリストで、いいね!の数順でソートすればいけそう。
質問者を匿名化したいなら、Formsを匿名で回答するにして、カスタムリストに転記するPower Automateつくればいけそう。これは次回までに準備して試してみる。

まとめ

参加してもらう方の理解を深めるために、参加してる!という意識を持ってもらう仕掛けは大事。
説明する側もきちんと伝えるために参加者の反応をみえるように工夫することも大事。

フィードバックしやすい雰囲気を作るために、チャットを促すというのは、両方を満たす良い仕掛けだと思う。

ノンバーバルな反応が見えにくいけど、工夫次第で双方向性を多少なりとも出せそう。こういった仕掛けはOffice365の機能組み合わせればいろいろできるので、積極的に試していきたい。

もしも社内や社外でウェビナーする方の参考になれば幸いです。

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