Fujitsu ServerViewRAIDManagerをインストールする

RHEL6.10をインストールしてファイルサーバとして運用しているFujitsuのPRIMERGYに対して、
古いバージョンを削除して、新しいServerViewRAID managerをインストールした。

Red Hat Enterprise Linux Server release 6.10 (Santiago)```

```# rpm -qa | grep -i ServerView
ServerView_RAID-6.2-6.el6.x86_64```

# rpm -e ServerView_RAID-6.2-6.el6.x86_64

[  OK  ] ServerView RAID Manager: [  OK  ]
警告:    erase /opt/fujitsu/ServerViewSuite/RAIDManager/bin/libgcc_s.so.1 の unlink に失敗: そのようなファイルやディレクトリはありません
警告: /opt/fujitsu/ServerViewSuite/RAIDManager/bin/amMPX.ini は /opt/fujitsu/ServerViewSuite/RAIDManager/bin/amMPX.ini.rpmsave として保存されました。
警告: /opt/fujitsu/ServerViewSuite/RAIDManager/bin/amDPatch.ini は /opt/fujitsu/ServerViewSuite/RAIDManager/bin/amDPatch.ini.rpmsave として保存されました。

ダウンロードしてきたファイル一覧から対象のバイナリを使ってインストールを実施
# pwd
/home/hoge/RAID/Linux

# ls
ServerView_RAID-6.5-7.el5.i386.rpm    ServerView_RAID-6.5-7.el6.i686.rpm    ServerView_RAID-6.5-7.el7.x86_64.rpm   ServerView_RAID-6.5-7.sles11.x86_64.rpm
ServerView_RAID-6.5-7.el5.x86_64.rpm  ServerView_RAID-6.5-7.el6.x86_64.rpm  ServerView_RAID-6.5-7.sles11.i586.rpm  ServerView_RAID-6.5-7.sles12.x86_6

・ちゃんとインストールできるかtestする
# rpm -ivh --test ServerView_RAID-6.5-7.el6.x86_64.rpm
準備中...                ########################################### [100%]

・実際にインストールする。snmpd.confの修正が入るのでsnmpdデーモンが再起動する
# rpm -ivh ServerView_RAID-6.5-7.el6.x86_64.rpm
準備中...                ########################################### [100%]
   1:ServerView_RAID        ########################################### [100%]
snmpd を停止中: [  OK  ]
snmpd を起動中: [  OK  ]

・インストールされたことを確認
# rpm -qa | grep -i ServerView
ServerView_RAID-6.5-7.el6.x86_64

・以前と違ってRAID Manager用のデーモンを立ち上げなくてもすでにportがあいている！
# netstat -tnl | grep 3173
tcp        0      0 0.0.0.0:3173                0.0.0.0:*                   LISTEN
tcp        0      0 :::3173                     :::*                        LISTEN


LinuxOSのiptablesに許可設定を書いてあげる

-A INPUT -m state --state NEW -i bond0 -p tcp --dport 3173 -j ACCEPT

ウェブブラウザでアクセスしてみる
https://myhostname.mydomain.local:3173

簡易的な場合はroot userでログインして状態確認などをしちゃうが、きっちりuser権限を管理したい場合は、
下記のgroupにLinux Userを登録することで権限を与えられるらしい。

以下マニュアルより抜粋

RAID管理者
「raid-adm」(デフォルト)という名前の新しいユーザグループを作成し、既存のユーザをこのグループに追加することで、ServerView RAID Managerの編集モードへの アクセス権限を持つユーザをセットアップします。
RAIDユーザ 「raid-usr」(デフォルト)という名前の新しいユーザグループを作成し、既存のユーザをこのグループに追加することで、編集禁止モードのユーザをセットアップします。